
<7月13日 東京オペラシティ コンサートホール ほか> 2025年、第19回ショパン国際ピアノコンクールで第5位入賞、聴衆賞でも第2位を獲得して世界のピアノ・ファンの注目を集めた若者がいる。彼の名は、ヴィンセント・オン。マレーシア出身の俊英だ。2018年に台北で開催された国際マエストロ・ピアノ・フェスティヴァルで優勝し、2020年にはシンガポール国際ピアノコンクールで入賞。2023年からはドイツ・ベルリンのハンス・アイスラー音楽大学においてエルダー・ネボルシンのもとで研鑽を積み、2024年には第19回シューマン国際コンクールで第1位を受賞するなど、ヨーロッパを拠点に活動している。
彼が本公演のために選んだ曲目からは、バロックから近現代音楽まで幅広いレパートリーを持つ多彩さが窺える。東京公演ではショパン《24の前奏曲集》、メンデルスゾーン《無言歌集》第8巻、そしてプロコフィエフが1939年から1944年にかけて作曲した「戦争ソナタ」と呼ばれる3作を締めくくる、ピアノ・ソナタ第8番を披露する。
大阪公演は、ブラームス《シューマンの主題による変奏曲》、ハイドン《ラルゴ・アッサイ》、ピアノ・ソナタ第46番、バルトーク《3つの練習曲》、そしてショパンの《24の前奏曲》という、古典派から近現代音楽までを網羅するプログラム。さらに、本稿執筆時点で曲目は未発表であるが、愛知の電気文化会館、福岡のFFGホールでの公演も予定されている。
ショパン国際コンクールでの熱演の記憶も新しい2026年の日本ツアーとあって、チケットの売れ行きも好調だ。特に東京公演の残席がかなり少なくなっているとの情報が入っているので、ご購入はお早めに!
<文・加藤新平>
| 公演名 |
三井住友信託銀行 presents ヴィンセント・オン ピアノ・リサイタル |
|---|---|
| 日時・会場 |
●7月13日(月)、14日(火) 19:00開演(18:20開場) 東京オペラシティ コンサートホール ●7月16日(木) 19:00開演(18:00開場) ザ・シンフォニーホール |
| 出演 | [ピアノ]ヴィンセント・オン |
| プログラム |
【東京公演】 ショパン:24の前奏曲 Op.28 メンデルスゾーン:無言歌集第8巻 Op.102 プロコフィエフ:ピアノ・ソナタ第8番 変ロ長調 Op.84 【大阪公演】 ブラームス:シューマンの主題による変奏曲 Op.9 ハイドン:ラルゴ・アッサイ ホ長調、ピアノ・ソナタ第46番 ホ長調 Hob.XVI:31 Op.14 バルトーク:3つの練習曲 Op.18 ショパン:24の前奏曲 Op.28 |
| お問い合わせ | ジャパン・アーツぴあ TEL:0570-00-1212 |
| そのほかの公演 |
●7月17日(金) 電気文化会館 お問い合わせ/カワイ名古屋 TEL:052-962-3939 ●7月19日(日) FFGホール お問い合わせ/カワイ福岡 TEL:092-921-0551 |
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