オデーサの音色を日本へ
ロシアの侵略を受けるウクライナ南部の都市オデーサの国立歌劇場の首席客員指揮者・吉田裕史(55)が、日本での同歌劇場のオーケストラ公演を実現するためにクラウドファンディング(CF)をはじめた。
イタリアを拠点に20年近く活動する吉田が同歌劇場の首席客員指揮者に就任したのは2021年。侵略開始後の昨年9月にオデーサ入りし、オペラを指揮した際、聴衆が涙を浮かべて感動する姿を目にし、ウクライナの音楽を日本にも伝えたいとの思いを強くしたという。
目標額は1000万円~3000万円。集まった額に応じて、オーケストラの規模や公演場所を決める。CFサイト「レディーフォー」で2月29日まで費用を募る。寄付額に応じて多彩な返礼を用意している。
イタリアを拠点に20年近く活動する吉田が同歌劇場の首席客員指揮者に就任したのは2021年。侵略開始後の昨年9月にオデーサ入りし、オペラを指揮した際、聴衆が涙を浮かべて感動する姿を目にし、ウクライナの音楽を日本にも伝えたいとの思いを強くしたという。
目標額は1000万円~3000万円。集まった額に応じて、オーケストラの規模や公演場所を決める。CFサイト「レディーフォー」で2月29日まで費用を募る。寄付額に応じて多彩な返礼を用意している。
<指揮者・吉田裕史のメセッセージ>
2023年9月。私 吉田裕史は、今も軍事侵攻を受け続けるウクライナに入り、首席客演指揮者を務めるウクライナ国立オデーサ歌劇場でオペラを指揮しました。
命懸けの日々で目の当たりにしたのは、戦時下のウクライナでも避難することなく演奏を続ける音楽家たち。そしてその音楽を心から喜び、噛み締める市民達の姿。音楽という「希望」がそこにはありました。
魂の音楽を今、日本の皆さんに届けたい。
音楽がもたらす勇気と希望と喜びを、一人でも多くの方に届けたい。
音楽家としての使命を果たすべく、私はウクライナ国立オデーサ歌劇場のオーケストラの日本公演実現に向けて、クラウドファンディングに挑戦することを決意いたしました。
日本公演の実現は、ウクライナ国立オデーサ歌劇場のオーケストラメンバーにとって、大きな希望となります。しかしながらオーケストラ奏者全員の渡航費や滞在費、そして公演会場や制作、運営にかかる費用などの工面は決して容易ではありません。
実現には皆さんの力が必要です。どうかあたたかい応援・ご支援をよろしくお願いいたします。
命懸けの日々で目の当たりにしたのは、戦時下のウクライナでも避難することなく演奏を続ける音楽家たち。そしてその音楽を心から喜び、噛み締める市民達の姿。音楽という「希望」がそこにはありました。
魂の音楽を今、日本の皆さんに届けたい。
音楽がもたらす勇気と希望と喜びを、一人でも多くの方に届けたい。
音楽家としての使命を果たすべく、私はウクライナ国立オデーサ歌劇場のオーケストラの日本公演実現に向けて、クラウドファンディングに挑戦することを決意いたしました。
日本公演の実現は、ウクライナ国立オデーサ歌劇場のオーケストラメンバーにとって、大きな希望となります。しかしながらオーケストラ奏者全員の渡航費や滞在費、そして公演会場や制作、運営にかかる費用などの工面は決して容易ではありません。
実現には皆さんの力が必要です。どうかあたたかい応援・ご支援をよろしくお願いいたします。
オーケストラリハーサルの様子
終演後、出演者と兵士に囲まれて