
<6月7日 東京・サントリーホール ほか> ヴァイオリニストの樫本大進が、名だたるピアニストと共に続けているプレミアム室内楽シリーズが第4回を迎える。Vol.1とVol.2ではフランスのエリック・ル・サージュ、Vol.3ではポーランドのラファウ・ブレハッチを招いた樫本は今回、イタリア生まれのアレッシオ・バックスとともにモーツァルト、グリーグ、ベートーヴェンのソナタを演奏する。
樫本はフリッツ・クライスラー国際コンクール、ロン=ティボー国際コンクールほか、5つの権威ある国際コンクールで優勝を果たし、小澤征爾をはじめとする名指揮者のもと、国内外のオーケストラとソリストとして共演を重ねてきた。2010年からはベルリン・フィルの第1コンサートマスターを務め、オーケストラ、ソロの両面で国際的に活躍している。
樫本の技巧、音色、解釈は近年さらに豊かさを増し、ヴァイオリン作品の頂点のひとつであるソナタで、その魅力は最大限に発揮される。そしてそのソナタにおいては、ピアニストの存在が極めて重要だ。今回のパートナー、バックスと樫本は長年の知古で、数多くの共演を重ね、確固たる信頼関係を築いている。ふたりが公演フライヤーに寄せたメッセージでは、互いへの敬意に加え、「掛け合いが楽しみ」「ワクワクしている」という言葉でツアーへの期待感を表現している。
その期待は、我々聴衆も共有するものだ。そして、それは決して裏切られることはないだろう。
<文・小出和明>
公演名 | 樫本大進<プレミアム室内楽シリーズ>vol.4 樫本大進&アレッシオ・バックス デュオ・リサイタル 2025 |
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日時・会場 |
●6月4日(水) 18:30開演(18:00開場) レクザムホール(香川県県民ホール) ●6月6日(金) 15:00開演(14:30開場) 八ヶ岳高原音楽堂 ※完売 ●6月7日(土) 19:00開演(18:30開場) サントリーホール 大ホール ●6月9日(月) 19:00開演(18:30開場) アクトシティ浜松 中ホール ●6月10日(火) 19:00開演(18:30開場) 住友生命いずみホール |
出演 |
[ヴァイオリン]樫本大進 [ピアノ]アレッシオ・バックス |
プログラム |
モーツァルト:ヴァイオリン・ソナタ 変ホ長調 K.380 グリーグ:ヴァイオリン・ソナタ 第3番 ハ短調 Op.45 ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ 第9番《クロイツェル》 イ長調 Op.47 |
チケット |
【香川公演】全席指定:9,600円 U-25 4,000円 【八ヶ岳公演】全席指定:完売 【東京公演】全席指定:S席9,000円 A席8,000円 B席6,500円 C席5,000円 【浜松公演】全席指定:S席8,500円 A席7,000円 B席5,000円 学生B席1,500円 【大阪公演】全席指定:8,000円 U-30 3,000 |
お問い合わせ |
ジャパン・アーツぴあ TEL:0570-00-1212 |