<7月2日 東京・サントリーホール ほか> 70年以上続くスロヴァキアの名門オーケストラがオルガ・シェップスと共に来日! 北はポーランド、西はチェコ、南はハンガリーと、音楽の盛んな国々に囲まれたスロヴァキアでは、古くから音楽の文化が育まれてきました。スロヴァキア・フィルは、ムーティやゲルギエフといった指揮者たち、またブレンデルやポリーニといったソリストたちと数々の共演を重ねてきた、東欧随一のオーケストラです。
ソリストのオルガ・シェプスは、モスクワ生まれ。ケルン音楽舞踊大学の教授でもあるピアニストの父イリヤ・シェプスの手ほどきでピアノを始め、6歳でケルンに移って以降、ドイツを拠点として国際的な活躍を見せています。ブレンデルに10年以上に渡りプライヴェートレッスンを受けているという彼女は、ハイドン、モーツァルト、シューベルトに加え、ショパンやサティ、そして自身のルーツであるロシアのラフマニノフなど、幅広いレパートリーを持っています。老若男女から幅広い人気を得ており、近年ではクラシックとポピュラー音楽や映画音楽を交えたコンピレーションアルバムが、ドイツのレコード賞を受賞しました。
今回のプログラムは、そんな彼女のレパートリーのひとつであるラフマニノフ《ピアノ協奏曲第2番》を中心に、チャイコフスキー《交響曲第5番》、グリンカの《ルスランとリュドミラ》より〈序曲〉というオール・ロシア・プログラム。ウクライナに東を接するスロヴァキアの管弦楽団と、モスクワ生まれのオルガによるプログラムですから、選曲にも並々ならぬ思いがあるのではないでしょうか。
東欧ならではの民族性を色濃く残すと言われるスロヴァキア・フィル。はじけるように躍動する《ルスランとリュドミラ》より〈序曲〉や、洗練と大地の匂いの共存する《交響曲第5番》では、プラハ国立歌劇場の音楽監督などを歴任した名匠レオシュ・スワロフスキーによる指揮のもと、どのような世界を見せてくれるのか、期待が高まります。
ソリストのオルガ・シェプスは、モスクワ生まれ。ケルン音楽舞踊大学の教授でもあるピアニストの父イリヤ・シェプスの手ほどきでピアノを始め、6歳でケルンに移って以降、ドイツを拠点として国際的な活躍を見せています。ブレンデルに10年以上に渡りプライヴェートレッスンを受けているという彼女は、ハイドン、モーツァルト、シューベルトに加え、ショパンやサティ、そして自身のルーツであるロシアのラフマニノフなど、幅広いレパートリーを持っています。老若男女から幅広い人気を得ており、近年ではクラシックとポピュラー音楽や映画音楽を交えたコンピレーションアルバムが、ドイツのレコード賞を受賞しました。
今回のプログラムは、そんな彼女のレパートリーのひとつであるラフマニノフ《ピアノ協奏曲第2番》を中心に、チャイコフスキー《交響曲第5番》、グリンカの《ルスランとリュドミラ》より〈序曲〉というオール・ロシア・プログラム。ウクライナに東を接するスロヴァキアの管弦楽団と、モスクワ生まれのオルガによるプログラムですから、選曲にも並々ならぬ思いがあるのではないでしょうか。
東欧ならではの民族性を色濃く残すと言われるスロヴァキア・フィル。はじけるように躍動する《ルスランとリュドミラ》より〈序曲〉や、洗練と大地の匂いの共存する《交響曲第5番》では、プラハ国立歌劇場の音楽監督などを歴任した名匠レオシュ・スワロフスキーによる指揮のもと、どのような世界を見せてくれるのか、期待が高まります。
〈文・高河誠太郎〉
公演名 | スロヴァキア・フィルハーモニー管弦楽団 ピアノ:オルガ・シェプス |
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日時・会場 | ●7月2日(日) 14:00開演(13:15開場) サントリーホール 大ホール ●7月4日(火) 19:00開演(18:15開場) |
出演 | [ピアノ]オルガ・シェプス [指揮]レオシュ・スワロフスキー [管弦楽]スロヴァキア・フィルハーモニー管弦楽団 |
プログラム | グリンカ:歌劇《ルスランとリュドミラ》より〈序曲〉 ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第2番 チャイコフスキー:交響曲第5番 |
チケット | 全席指定: ●サントリーホール公演 S席12,000円 A席10,000円 B席8,000円 C席6,000円 P席5,000円 ●八王子公演 |
お問い合わせ | コンサートイマジン TEL:03-3235-3777(月~土10:00~18:00) |