
2020年、ピアノ界に衝撃を与えたユニットが誕生した。彼らの名前は「アンセットシス」―― “176”のフランス語読みで、88鍵×2=176を意味している。作曲家・ピアニストの山中惇史と高橋優介によるピアノ・デュオは飛ぶ鳥を落とす勢いで躍進し、一度聴いたら耳から離れず、虜になる人が続出。あっという間に多数のファンを獲得した。
みずから「良すぎる相性」と自認するふたりはどんなきっかけで出会ったのか? デュオを組んだきっかけ、アレンジの秘話、そしてこれからの展望までたくさんのお話をうかがった。
“いま”に感謝して、音楽を楽しんでいます
―― おふたりとも、音楽をはじめたきっかけを教えていただけますか?
高橋 あまり覚えていませんが、親が「音楽を習わせたい」という理由で習いごととして始めたのがきっかけだったように思います。近くの音楽教室でピアノを習い始めて、いまにいたります。
山中 保育園のとき、童謡や唱歌がとても好きな子どもでした。自分で歌うよりも、先生がピアノを弾く姿をずっと見ていた記憶があります。お昼寝の時間にチャイコフスキーのピアノ協奏曲を流す園でしたが、それを聴いていたくてずっと寝ずに聴いているような子どもでした。そこからずっとピアノが奏でる音が大好きで、いまも音楽を続けています。
―― 音楽をお仕事にしようと決心したのはいつごろのお話でしょうか。
山中 仕事にしようと思ったことはなくて、気づいたらこれで生きていけるようになった、という方が正しいですね。いつ、どの時点でピアニストや作曲家を目指したというのはないんですよ。
高橋 ぼくも同じで、あれよあれよという間に進んでいきました。ただ、音楽を仕事にするという意味では、それなりに長い期間学校の先生を目指していました。
山中 こうして仕事ができているということも、ずっと続くものではないと思っています。なので、いまを噛みしめて、ありがたいと思ってやらせていただいています。
高橋 そうなんです。吹けば飛ぶような仕事なので、いまは偶然、それが仕事という形で生活につながっている感じですね。
―― “飛ぶ鳥を落とす勢い”という印象なので、そのような考えはとても意外でした。
山中 いや、本当に地味に活動しているんです(笑)。
―― そんな、ご謙遜なさらず。ちなみに、おふたりともあこがれていた音楽家や演奏家はいますか?
山中 たくさんありすぎて答えられないくらいですが、“最高リスペクト”だったらマルタ・アルゲリッチですね。いま生きている人のなかで世界最高峰のピアニストだと思います。ピアニストとしての技術は言わずもがなで、富も名誉も持っていて、お歳も召しているのにそれらをまったく感じさせないで常に進歩している姿、人に対しての優しさなど、すべてがすごい。よく“神”って軽く使いがちですが、あれは本当に“リアルゴッド”だと思っています。
高橋 ぼくも山中さんと同じで挙げたらきりがないのですが、あえてひとりに絞るとしたらヴィオラ奏者の今井信子さんです。音楽の世界が広がったきっかけになったのが今井先生でした。マスタークラスの伴奏を務めていただいた時期があって、そのときに一緒に演奏したりご飯を食べたりお酒を飲んだりという時間を過ごして、気取らない少女のような人間性にとても惹かれました。
山中 あぁ、アルゲリッチと一緒だよね、その感じ。
高橋 そうなんだろうね。その内面的な人間性の部分をリスペクトしているという部分は、山中さんととても近いと思います。
奇跡の相性―― トントン拍子でのデュオ結成
―― あらためて、デュオを組んだきっかけを教えてください。
山中 仙台クラシックフェスティバルのときにたまたま楽屋が隣同士で、話してみたらすごく気が合った、というのが最初のきっかけでした。高橋くんは当時、東京音楽コンクールで優勝していて一躍「時の人」でしたし、それこそ先ほどの今井信子さんと共演したとか、そういった話をいろいろと聞いていたので「同世代にすごい子がいる」という印象でした。そのときに一気に距離が縮まりはしましたが、直接的なきっかけは、ぼくが地元・愛知県岡崎市でおこなった公演に出てもらったこと。当初のお相手の方の都合がつかなくなってしまって、じゃあ高橋くんと2台ピアノをやってみようかな、と思いついたのです。
高橋 山中さんは当時すでに作曲家としても有名でしたし、声をかけてもらってとても光栄でした。いまでこそこんなに仲良くなったので、光栄なんていうのもなんとなく変な話なのですが(笑)。
―― それはなんという偶然。その後ご一緒することになった公演は、お声がかかってから本番まではどれくらいの期間があったのでしょうか。
高橋 たしか、ゴールデンウイークに新幹線でメールを受け取ったんだよね。演奏会は7月だったよ。
山中 そっか、けっこうすぐだったんだね。
―― そこから慌てて譜読みをして、合わせもして……という流れでしょうか?
山中 譜読みというか、そこからレパートリーを書いたんですよ、我々。でもそれも楽しくて楽しくて。ゲラゲラ笑いながらふたりでやった記憶があるよね。
高橋 ありますあります、覚えてる。
山中 1番最初に作ったのはレスピーギの《ローマの祭り》でした。そもそも《ローマの祭り》を2台ピアノでやるって、世界中探しても未だかつてだれもやったことがなかったので、「これはふたりでやる意味があるよね」と意気投合しました。それ以外にもふたりでいろんな曲を弾き合ったりメドレーにしてみたり、なんだかもうなにをやっても楽しくって、とにかく笑っていたことをよく覚えています。
―― では、当初出演する予定の方がそのまま出られていたら、アンセットシスは誕生していなかった?
山中 そうなんですよ。
高橋 いや、でもどうだろうね?
山中 めぐりめぐって結成することになるかもしれないけれど、これが大きなきっかけであったことは事実ですね。
高橋 ぼくは運命の出会いだったと思っていますよ。
―― ちなみにデュオを組むまでは、お互いをどんな人で、どんな音楽家だと思っていましたか?
高橋 出会う前から山中さんの譜面を購入していましたし、ぼくのなかでは「すごい作曲家」でした。
山中 高橋くんは先ほどもあったようにその当時「時の人」だったので、すごいピアニストがいるな、と認識していました。せんくらの空き時間に高橋くんの演奏を聴きに行ったのですが、それがもう忘れられないくらいの衝撃でした。ヴァイオリンとのデュオでしたが、いままで聴いたどのピアニストと違って、この人は本当にすごいと思ったのを覚えています。
―― せんくらで出会ってから、岡崎の公演まではどれくらい空いていたのですか?
高橋 半年くらいだったかな? せんくらが秋で、山中さんから連絡をもらったのが5月だから。
―― なるほど、では本当にトントンとお話が進んでいったのですね。
山中 いや、運命でしたね。
高橋 演奏するうえで大切にしている部分が、お互い共通しているなと思うんですよね。考え方や認識が同じというか。
山中 ぼくたちはふたりともほかの方と2台ピアノをやる機会があるのですが、これがまたまったく感覚が違うんです。大事な部分やそろえたい部分の共通認識が、高橋くんだと最初から合う。音楽的にもずれることがないし、違和感がまったくない。
高橋 相性が本当にいいんです。しかも、回を重ねるごとによくなっていると感じています。ぼくがどうしても大切にしたい部分なども、山中さんはわかってくれているというのを会うたびに思いますね。
―― 多くの苦楽をともに乗り越えてきたと思うのですが、印象に残っているエピソードを教えてください。
山中 2023年に、ラフマニノフの交響曲第2番を自分たちでアレンジして演奏したのは大変だった。
高橋 あれは本当に地獄だったね(笑)。でもぼくにとっては楽しい思い出ですよ。
山中 曲自体が1時間くらいあるので書いても書いても終わらないし、合わせながら何度も改訂するので、時間が足りなくて大変でした。苦労したので、いずれまた演奏機会がないかとねらっています。
高橋 印象的なエピソードでいうと、ジョン・ウィリアムズの録音はすごく楽しかった。でもこれはなんでかというと、ぼくが書いていないから(笑)。アレンジを書くって、楽しいけど大変なんです。
山中 あれは楽しかったね。でもそれ以外にも《ローマの祭り》なんてもう何回演奏したかわからないけれど、それでも久しぶりに合わせるとめっちゃ楽しいよね。
高橋 そうなんです。書いた当時よりも、回数を重ねるとより楽しさが増していきますね。そもそも書いたばかりのときは苦悩も覚えていますから、楽しいだけというわけにはいかないのですが(笑)。
―― お話をうかがっていて、音楽家としてはもちろんですが、それ以前にお互い人間としてのリスペクトがあるんだなと強く感じました。
山中 そうですね、お互いへのリスペクトがないと続かないと思います。個人的にすごくうれしかったエピソードに、夜中の1時か2時に酔っ払った高橋くんが電話をかけてきたことがあったんです(笑)。「いま山中さんの歌曲集を弾いているんだけど、楽曲解説していいか」と言って、張本人にその曲の好きなところを力説したり、 アナリーゼをして、ぼくも気づいていなかったことを教えてくれました。高橋くんは記憶にないかもしれないけど、純粋に愛を感じたし、とてもうれしくて忘れられない思い出ですね。
―― おふたりともアレンジをされていますが、それぞれお気に入りだったり自信作だったりするものはありますか?
山中 やっぱりぼくは《ローマの祭り》ですね。アンセットシスとして活動するきっかけとなった作品だし、いまでも演奏会で披露するとメインになりうるプログラムで、お客さんもワーって盛り上がる。自分たちにしかできないという価値と、それをやってきたという思いなど、いろんなものが詰まっている作品です。アンセットシスがある限り、一生弾き続ける曲だと思います。
高橋 ぼくも《ローマの祭り》ですね。自分がメインで書いていない楽章でも「この音、このアイデアを出したのはそういえば自分だったな」みたいな、フレーズや音ひとつずつに思い入れがあります。もちろんほかの曲にもそういった部分はありますが、やっぱり《ローマの祭り》は特別で、弾くたびにうれしい気持ちになるんです。
山中 完全に自分たちの手の内に入っている曲だから、高橋くんがどう来ようが、ぼくがどう弾こうが……
高橋 大丈夫、絶対に合わせられる。
山中 絶対に大丈夫だという自信がある曲です。さらには、そのうえで冒険もできるという感じですね。
―― アレンジは楽章ごとにそれぞれ担当されているのでしょうか?
山中 たたき台として、1楽章と2楽章はぼくで3楽章は高橋くん、のような大雑把な割り振りはありますが、何十回と改訂を重ねていくので、「アレンジ」としてはかなりミックスされています。

―― では「アレンジ:山中惇史」「アレンジ:高橋優介」ではなく、「アレンジ:アンセットシス」なのでしょうか。
山中 そうです。なので、「アレンジ:アンセットシス」という表記になっているものはふたりで書いています。もちろん、お互いのエッセンスが入っている作品もありますが、比率としては本当に半々くらいですね。
我々の演奏を聴け! アンセットシスだけが出せる音楽を
―― ここからは3月11日(水)に東京文化会館でおこなわれる、『ららら♪プレミアムコンサート Duo Fest.2 ~Beyond Classics~ Paino×Piano』についておうかがいします。まず、今回の選曲のポイントはどこでしょうか?
山中 今回は多くの方が知っているような親しみやすい小品を出したいなと考えていて、そこでまずマッチしたのがエルガーの《愛のあいさつ》と映画『スター・ウォーズ』より〈メイン・タイトル〉でした。高橋くんアレンジの《愛のあいさつ》は、我々のレパートリーのなかでもとても人気なんですよ。
高橋 曲の長さがちょうどいいんですよね。あと出だしのメロディーの美しさも。決められた時間、枠のなかで、アンセットシスの魅力を最大限に伝えられるプログラムだと思っています。
山中 映画『スター・ウォーズ』の〈メイン・タイトル〉は、ぼくのアレンジが世界で一番いいと思います(笑)。
―― いま出ている2曲の聴きどころを教えてください。
山中 《愛のあいさつ》はとてもピアニスティックなアレンジで、和声も原曲とまったく違う部分も出てきます。あのメロディーを知っていれば「こんなふうに来るんだ!」というおもしろさが楽しめるアレンジです。
高橋 『スター・ウォーズ』は「本当にたったふたりで弾いているのか!?」と思うような部分がいっぱい出てきますよ。指が20本って、足りているようで足りないんです。音数も多くてとてもゴージャスなアレンジですが、本当にふたりだけで弾いています(笑)。特にクライマックスは、ピアノ経験がある方でもどう弾いているのかわからないんじゃないかな、という部分がたくさんあって、そこは聴きどころですね。
山中 あと、単純に曲として難しい(笑)。弾いていて本当に大変なアレンジです。
高橋 手の内には入ってきているけど、ちょっとドキッとするよね。
―― ほかのペアについてはどういった印象を抱かれていますか?
山中 やっぱり一番意識するのはレ・フレールさんですね。
高橋 以前一緒にコンサートもさせていただきました。
山中 でもレ・フレールさんは我々とはまったくキャラや色が違うので、聴き比べるのもおもしろいですよ。
高橋 ぼくは金子三勇士さんと小井土文哉さんのペアも気になりますね。このおふたりはいまのところ「ザ・クラシック」なプログラムを出されているので、我々とどういった違いがあるのかも楽しみです。

―― 今回は「ピアノデュオ」のみの公演ですが、オファーを受けておふたりとも最初にどう思われましたか?
山中 もう、がぜん燃えましたよね(笑)。いつもに増して自分たちにしか出せない色を出していきたいな、という思いと、それを確信できる機会になりました。ぼくたちの息の合い方ってふつうのレベルじゃないので、ほかのチームと一緒に聴き比べていただいたときに、どう届くんだろうという期待とワクワクがあります。
高橋 できるだけたくさんの個性を出したいなと思って構えています。自分たちのデュオとしての魅力を最大限伝えるには、どういった方法を使ったらいいかな、と模索中です。
―― ピアノデュオの「演奏する側」としてのおもしろさはどんなところにあると感じますか?
高橋 ピアニストって、ピアニスト同士で集まる機会があまり多くないじゃないですか。自分がふだんなにを弾いているのか意見を言い合ったり、知り合いになって仲良くなったり、そういった時間が生まれることが2台ピアノの魅力だと思います。演奏そのものより、そこに価値があると思っています。ほかのピアニストの意見を聞くのは勉強になりますし、ふだんひとりな分、一緒に演奏すること自体が楽しいですよね。でも「ただ楽しい」ばかりが前に出ないようにしたいなとも思っています。
山中 同じような話になってしまいますが、やっぱり一緒に「ピアノの音楽」を作れる仲間がいるのはうれしいですよね。ピアノってどうしてもひとりの作業が圧倒的に多いし、だれかと一緒だとしても「ほかの楽器との共演」という形になってきます。一緒にピアノのこと“だけ”について考えられるのは、ピアノデュオにしかない魅力ですね。「いまどんな曲練習してるの?」「これ弾いたことある?」「この指使いどう思う?」とか、そういった話はピアニストがふたり以上集まらないとできない。「この曲のここ、こんなふうに弾いてみたいんだよね」という会話があったときに、じゃあいまやってみよう、どんな感じになるかな、と遊んでみたりするのが、本当にすごくおもしろいんです。
―― おふたりで心から音楽を楽しまれているんだなというのが、お話の端々から伝わってきます。アンセットシスはデュオを組んでから2026年で6年目になりますが、今後目指す姿や目標があれば教えてください。
山中 まずはふたりが楽しんで音楽をできることが第一目標です。あと考えていることとしては、「アンセットシスの音楽教室」というタイトルで、音楽の「お」の字も知らないような方も含めて老若男女問わず笑顔にできるような、入門編のコンサートを作ってみたいと考えています。
高橋 今年か来年の夏くらいに公演ができたらいいなと思って、まさにいま準備中です。
山中 高橋くん、子どもの相手がめちゃくちゃ上手いんですよ(笑)。なので、ちょっと劇を交えたり台本を入れるようなコンサートにしたいと思っています。
高橋 アンセットシスだから聴いてみよう、と思ってもらえたらうれしいなぁ。
―― たくさんのお話をありがとうございました。「Duo Fest.2」公演を楽しみにしている方へメッセージをお願いします。
高橋 ピアニストが8人もそろう公演って、なかなかないですよね。それぞれの考え方や演奏がきっと音楽に出てくると思うので、その違いを楽しんでいただきたいです。
山中 それぞれのピアノデュオ、その違いを楽しんでほしいですね。ピアニストひとりひとりも違いますし、その組み合わせ方で、またまったく違う音楽が生まれる。ぜひそれらを楽しんでくださいね。
<文・取材 浅井彩>
今後の公演情報
| 公演名 | ららら♪プレミアムコンサート 『Duo Fest.2 ~Beyond Classics~ Paino×Piano』 |
|---|---|
| 日時 | 3月11日(水) 19:00開演(18:15開場) |
| 会場 | 東京文化会館 大ホール |
| 出演 |
◎レ・フレール(斎藤守也 × 斎藤圭土) ◎金子三勇士 × 小井土文哉 ◎アンセットシス(山中惇史 × 高橋優介) ◎ござ × Budo |
| プログラム |
【レ・フレール】 ディズニーランド®メドレー Boogie Back to YOKOSUKA ほか 【金子三勇士 × 小井土文哉】 モーツァルト:2台ピアノのためのソナタ K448より 第1楽章 ホルスト:組曲《惑星》より 第4曲〈木星〉 ほか 【アンセットシス】 エルガー(高橋優介編):愛のあいさつ J.ウィリアムズ(山中惇史編):映画『スター・ウォーズ』より「 メイン・タイトル」 ほか 【ござ × Budo】 21世紀のスキッツォイド・マン(キング・クリムゾン) 月影の夜想曲(ショパン×ドビュッシー) ほか 【フィナーレ 出演4組全員による】 ラヴェル:ボレロ(Duo Fest.2オリジナルバージョン) ※演奏予定曲は変更になる場合があります。 |
| チケット | 全席指定:S席8,000円 A席7,000円 B席6,000円 C席5,000円 |
| 詳細 | 詳細はこちらから |
| お問い合わせ |
ウドー音楽事務所 TEL:03-3402-5999(月・水・金12:00~15:00) |
un sept six(アンセットシス)
作曲家・ピアニストの山中惇史と高橋優介によるピアノ・デュオ。演奏・創作(作編曲)の双方で活動を展開する2人により2020年に結成、独自の作編曲作品を軸にプログラミングするユニークな活動により注目を集める気鋭のユニットである。アンセットシスとは‟176”のフランス語読み、88鍵×2=176から由来する。2台のピアノの176鍵盤を縦横無尽に駆使し、新たな世界を探る。2020年3月に東京・紀尾井ホールにて「レスピーギ/ローマ三部作」ピアノ2台版を世界初編曲し演奏、そして同時にカワイ出版より楽譜を出版、新たなる2台ピアノのレパートリーの誕生に話題を集め、絶賛された。2021年秋にはエイベックス・クラシックスよりジョン・ウィリアムズのアルバムをリリース。
山中惇史(Atsushi Yamanaka)ピアノ、作曲・編曲
東京藝術大学音楽学部作曲科を経て同大学音楽研究科修士課程作曲専攻修了。後に同大学器楽専攻ピアノ科卒業。
第26回奏楽堂日本歌曲コンクール作曲部門第1位受賞。器楽、室内楽、合唱など多数がヤマハミュージックメディア、カワイ出版などから出版されている。
またピアニストとしては2018年にリサイタル・デビュー。共演者としても絶大なる信頼を置かれ、国内外の著名なアーティストに指名を受け共演を重ねる。ピアニスト、作曲家、アレンジャーとして参加した各CDはレコード芸術誌にて特選盤、準特選盤に選出されている。
東京交響楽団、東京フィルハーモニー交響楽団、神奈川フィルハーモニー管弦楽団、群馬交響楽団など多数のオーケストラとの共演、作品が演奏されている。
2020年にピアニスト・作曲家の高橋優介とのピアノデュオ『176』(アンセットシス)を結成。自らの編曲によりオーケストラ作品の演奏に挑み、第1弾として『レスピーギ/ローマ三部作』をメインに演奏会を開催、同時にカワイ出版より楽譜出版、ライブレコーディングもされた。2021年10月アルバム『ジョン・ウィリアムズ・ピアノコレクション』をエイベックス・クラシックスより発売。2023年2月最新アルバム『ショパン -旅路-』を日本コロムビアより発売。
2021年には、ピティナ・ピアノコンペティション特級新曲課題曲、朗読音楽劇「シャーロックホームズ」(主演・山寺宏一、脚本/演出/構成・野坂実)の作曲を担当、セントラル愛知交響楽団定期公演に招かれリスト/ピアノ協奏曲第1番を演奏など、活動は多岐にわたる。
高橋優介(Yusuke Takahashi)ピアノ、作曲・編曲
上野学園大学音楽学部ピアノ科を卒業。第10回東京音楽コンクールピアノ部門第1位および聴衆賞受賞。
NPO 法人芸術・文化 若い芽を育てる会第 5 回奨学生。ピアノを齋藤由里子、横山真子、宮本玲奈、横山幸雄、久保春代、川田健太郎、草冬香各氏に師事。在学中から作曲を高畠亜生、田中範康各氏に師事。
これまでに、飯森範親、前橋汀子、上野耕平、三浦一馬ら各氏と共演。ヴィオリストの今井信子氏が毎年冬に開催していた小樽ヴィオラマスタークラスで 3 年間アシスタントピアニストを担当。ソロだけでなく室内楽やピアノデュオとしても意欲的に活動。2020年にピアニスト・作曲家の山中惇史とのピアノデュオ『176』(アンセットシス)を結成。自らの編曲によりオーケストラ作品の演奏に挑み、第1弾として『レスピーギ/ローマ三部作』をメインに演奏会を開催、同時にカワイ出版より楽譜出版、ライブレコーディングもされた。
2021年10月にはアルバム『ジョン・ウィリアムズ・ピアノコレクション』をエイベックス・クラシックスより発売。




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