
<5月30日 東京・サントリーホール ほか> 2007年にミュージカル《レ・ミゼラブル》のマリウス役に抜擢されたことをきっかけに、その美声と抜群の演技力で一躍日本のミュージカル界のトップスターに躍り出た山崎育三郎。《トッツィー》日本初上陸の際には主演のマイケル・ドーシー&ドロシー・マイケルズ役を演じるなど、話題作の中心には常に彼の姿がある。2025年は2月から4月にかけて《昭和元禄落語心中》に主演の遊楽亭助六役で出演している。まさに、いまをときめく「ミュージカル界のプリンス」だ。また、近年はテレビでの活躍も目覚ましく、TBS系列のテレビドラマ『下町ロケット』、NHK連続テレビ小説『エール』に出演、さらにはテレビ朝日系列『リエゾン~こどものこころ診療所~』やテレビ東京系列『ハイエナ』で主演を務め、日本テレビ系列『おしゃれクリップ』MCも担当するなど、着実にフィールドを広げている。
前回のツアー「PRINCIPE」から2年ぶりの開催となる本ツアーは、山崎にとってあこがれの場所であるサントリーホールからスタートし、大阪、浜松、札幌をめぐる。ツアーの締めくくりは、山崎の母の故郷であり、彼自身「第二の故郷」と公言している岡山だ。
音楽監修とピアノに、長年にわたりももいろクローバーZや山崎育三郎のバンドマスターを務める宗本康兵、編曲監修にアニメ『ちはやふる』やドラマ『花より男子』など数多くの作品を手がけてきた作・編曲家の山下康介を迎える本ツアーでは、オーケストラ編曲のすばらしさを満喫できることまちがいなし! 東京フィル、大阪響、中部フィル(静岡公演)のタクトを田中祐子が、そして札響、岡山フィルのタクトを栗田博文が執る。
本稿執筆時点で、各公演のプログラムは未発表だが、山崎の美声、そして充実したオーケストラ・サウンドが一体となって、聴く者の心を揺り動かすだろう。オーケストラ・ファンにとっては、複数公演に足を運び、日本各地のオーケストラを聴き比べる楽しみもある。曲目の発表を楽しみに待ちたい。
<文・加藤新平>
公演名 | billboard classics 山崎育三郎 Premium Symphonic Concert Tour 2025 ~Eleganza~ |
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日時・会場 |
●5月30日(金) 18:30開演(17:30開場) サントリーホール 大ホール ●6月10日(火) 18:30開演(17:30開場) フェスティバルホール ●6月20日(金) 18:30開演(17:30開場) アクトシティ浜松 大ホール ●7月2日(水) 18:30開演(17:30開場) 札幌文化芸術劇場 hitaru ●7月11日(金) 18:30開演(17:30開場) 岡山芸術創造劇場ハレノワ 大劇場 |
出演 |
山崎育三郎 [音楽監修・ピアノ]宗本康兵 [編曲監修]山下康介 [管弦楽/指揮] 【東京】東京フィルハーモニー交響楽団/田中祐子 【大阪】大阪交響楽団/田中祐子 【静岡】中部フィルハーモニー交響楽団/田中祐子 【北海道】札幌交響楽団/栗田博文 【岡山】岡山フィルハーモニック管弦楽団/栗田博文 |
チケット | 全席指定:13,000円 |
お問い合わせ |
【東京公演】DISK GARAGE https://info.diskgarage.com/ 【大阪公演】キョードーインフォメーション 0570-200-888 【静岡公演】サンデーフォークプロモーション静岡 054-284-9999 【北海道公演】道新プレイガイド 0570-00-3871 【岡山公演】YUMEBANCHI(岡山) 086-231-3531 |