
<5月17日 宮崎・メディキット県民文化センター> 超一流の演奏家を集めて行われる宮崎国際音楽祭は2025年で30周年を迎える。今年から音楽監督にヴァイオリニストの三浦文彰を迎え、新たなスタートを切った。今年の目玉は指揮者チョン・ミョンフンの招聘だろう。チョン・ミョンフンの登場は宮崎国際音楽祭では初となる。どれもすばらしいキャストとプログラムであるが、なかでも新音楽監督・三浦文彰とチョン・ミョンフンが共演する「ブラームスの殿堂」はもっとも聴き逃せない注目の公演である。
日本で根強い人気を誇るドイツの大巨匠ヨハネス・ブラームスの交響曲第2番とヴァイオリン協奏曲は、いずれもクラシック通から初心者まで、だれもが楽しめるすばらしい作品だ。独奏ヴァイオリンがつむぐ美しい旋律、重厚なオーケストラの響き、熱狂……人々を惹きつけるすべてがそろっている。
チョン・ミョンフンは今回指揮だけでなく、ピアニストとして室内楽にも登場する。ファンには聴き逃せない音楽祭となりそうだ。
<文・尾崎羽奈>
公演名 | 第30回宮崎国際音楽祭 演奏会[5]マエストロ チョン・ミョンフン 「ブラームスの殿堂」~協奏曲と交響曲の大伽藍 |
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日時 | 5月17日(土) 15:00開演(14:15開場) |
会場 | メディキット県民文化センター アイザックスターンホール |
出演 |
[指揮]チョン・ミョンフン [ヴァイオリン]三浦文彰 [管弦楽]宮崎国際音楽祭管弦楽団 |
プログラム | ブラームス:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 Op.77、交響曲第2番 ニ長調 Op.73 |
チケット | 全席指定:S席9,000円 A席7,000円 B席5,000円 U25割 全席種半額 親子割7,500円(※A席のみ) |
お問い合わせ |
宮崎国際音楽祭事務局 TEL:0985-28-3208 |