
<5月22日 愛知県芸術劇場> 国内外で活躍する超一流の演奏家を招聘する形で開催されてきた「スーパークラシックコンサート」が、2026年に第30回の開催を迎える。1997年の初開催以来、多くの中京地域のクラシック音楽ファンを唸らせてきた、東海テレビの名物企画だ。本公演に登場するのは、パーヴォ・ヤルヴィ率いるチューリッヒ・トーンハレ管弦楽団。1868年の創設以来、スイスを代表するオーケストラとして確固たる地位を築いている。
エストニア出身の指揮者パーヴォ・ヤルヴィは、レナード・バーンスタイン、ユージン・オーマンディ、アンタル・ドラティ、ゲオルク・ショルティなど、20世紀を代表する名指揮者たちの元で学んだ。1994年のマルメ交響楽団首席指揮者就任を皮切りに、シンシナティ交響楽団音楽監督、ドイツ・カンマーフィルハーモニー管弦楽団芸術監督、フランクフルト放送交響楽団首席指揮者、パリ管弦楽団音楽監督を歴任し、2019年よりチューリッヒ・トーンハレ管弦楽団の音楽監督を務めている。NHK交響楽団をはじめ、日本の楽団との関係も深い。
本公演の幕開けは、シューマンの歌劇《ゲノフェーファ》より〈序曲〉。シューマンが唯一完成させたオペラは上演の機会が少ないが、ホルンによるファンファーレが印象的な序曲は、その劇的な構成と相まってシューマンの管弦楽曲の中でも人気が高い。
ベートーヴェンのピアノ協奏曲第3番では、ソリストに反田恭平を迎える。2021年、第18回ショパン国際ピアノコンクールで第2位を受賞して以来「日本一チケットが取れないピアニスト」とも称されるほどの人気を博している。オーケストラとピアノが丁々発止のやり取りを繰り広げる「シンフォニックな協奏曲」の先鞭をつけたともいわれる本作で、反田とヤルヴィがどのような化学反応を見せるか楽しみだ。
プログラムのメインは、チャイコフスキーの交響曲第5番。第1楽章の冒頭、ほの暗い響きの中でクラリネットが奏する主題が、全曲を通してさまざまに姿かたちを変えてゆき、第4楽章で明るく高らかに鳴り響く。ベートーヴェン以来の「闘争を経て勝利へ」という交響曲の王道を、チャイコフスキーならではの叙情性のもとに描き上げた傑作だ。
クラシック音楽の名曲の数々を、世界最高峰の演奏で楽しめるこの機会を、お聴き逃しなく!
<文・加藤新平>
| 公演名 | パーヴォ・ヤルヴィ音楽監督 チューリッヒ・トーンハレ管弦楽団 ピアノ:反田恭平 |
|---|---|
| 日時 | 5月22日(金) 18:45開演(18:00開場) |
| 会場 | 愛知県芸術劇場 コンサートホール |
| 出演 |
[指揮]パーヴォ・ヤルヴィ [ピアノ]反田恭平 [管弦楽]チューリッヒ・トーンハレ管弦楽団 |
| プログラム |
シューマン:歌劇《ゲノフェーファ》より〈序曲〉 ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第3番 チャイコフスキー:交響曲第5番 |
| チケット | 全席指定:S席32,000円 A席27,000円 B席22,000円 C席17,000円 U25 3,000円 |
| お問い合わせ |
東海テレビ放送 事業部 TEL:052-954-1107 |





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