
<2026年3月7日 大阪南港ATC 南港サンセットホール> 東京藝術大学在学中の2016年に、第60回全東北ピアノコンクールにおいて第1位および文部科学大臣賞を受賞した京増修史は、東京藝術大学音楽学部器楽科ピアノ専攻を首席で卒業し、安宅賞、藝大クラヴィア賞、アカンサス音楽賞、同声会賞、三菱地所賞を受賞した。同大学大学院修士課程音楽研究科修了に際しても、藝大クラヴィア賞、大学院アカンサス音楽賞を受賞している。藝大フィルハーモニア管弦楽団、ポーランドのプリマ・ヴィスタ弦楽四重奏団などとの共演をはじめ、ソロでの演奏活動や伴奏者としての活動と並行して、2021年第18回ショパン国際ピアノコンクール本大会出場、2022年ロン=ティボー国際音楽コンクールピアノ部門出場、2025年第19回ショパン国際ピアノコンクール本大会出場と、積極的に世界的コンクールへの挑戦を続けている。
本公演は「オール・ショパン・プログラム」であり、本稿執筆時点では《24の前奏曲》Op.28が曲目として発表されている。プログラムは随時更新予定とのことなので、公式サイトも要チェックだ。
《24の前奏曲》は、J.S.バッハの《平均律クラヴィーア曲集》をモデルとしつつ、自由な形式の小品を束ねた作品集である。ショパンの葬儀で演奏されたともいわれる第4番 ホ短調、某胃薬のCMに使用されていたことで知られる第7番 イ長調、「雨だれ」の愛称で知られる第15番 変ニ長調、そしてブゾーニやラフマニノフがこの曲を主題に変奏曲を書いた第20番 ハ短調など、24曲すべてが、短いなかにショパンの才能が詰まった名曲ぞろいだ。
ショパン・ファン、そしてピアノ・ファン必聴の公演となることまちがいなし。確かなテクニックに裏打ちされた、豊かな表現力に、きっとあなたも魅了されることだろう。
<文・加藤新平>
| 公演名 | 京増修史ピアノリサイタル オールショパンプログラム |
|---|---|
| 日時 | 2026年3月7日(土) 15:00開演(14:30開場) |
| 会場 | 大阪南港ATC 南港サンセットホール |
| 出演 | [ピアノ]京増修史 |
| プログラム |
ショパン:24の前奏曲 Op.28 ほか |
| チケット | 全席自由:3,500円 |
| お問い合わせ |
ショパニストアーツ TEL:070-5661-7705 |




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