
<10月11日 福岡シンフォニーホール ほか> オーストリアを中心に、ハンガリー、ボヘミアなど中央ヨーロッパを長年にわたり幅広く統治したハプスブルク家の名は、世界史を学んだ人ならだれもが一度はその名を聴いたことがあるだろう。第1部では、オーストリア最後の皇帝フランツ・ヨーゼフ1世と皇妃エリザベート、そのふたりの直系の曾孫にあたる、ゲーザ・フォン・ハプスブルク大公がこの度来日し、華麗なる一族の物語を語る。スイスのフリブール大学で博士号を取得した美術史学者で、世界的競売会社「クリスティーズ」ではヨーロッパ事業の会長を務め、ニューヨーク大学准教授やメトロポリタン美術館講師などを歴任し、美術界の第一線を走り続けてきた経歴を持つ。
第2部では、ミュージカルの珠玉の名曲の数々が披露される。
元宝塚歌劇団月組トップスターで、NHK連続テレビ小説『わかば』をはじめとするテレビドラマ出演や、2015年から2018年にかけて『NHK短歌』の司会を務めるなど幅広く活躍を続けている剣幸、数多くのミュージカルに出演するかたわら、2015年よりテレビドラマ『科捜研の女』に蒲原刑事役でレギュラー出演している石井一彰、『テニスの王子様』『ミス・サイゴン』『レ・ミゼラブル』『黒執事』など数多くのミュージカルに出演している小野田龍之介、『レ・ミゼラブル』『ジェーン・エア』などのミュージカルで活躍するとともに、ディズニー映画『モアナと伝説の海』で主人公モアナの日本語吹き替えを担当したことで知られる屋比久知奈が、本公演のソリストを務める。
公募によるオーディション合格者によるコーラスアンサンブルの歌唱や、指揮者の若林裕治率いるワン・ヴォイス・オーケストラの演奏にも期待が高まる。
ハプスブルク大公の講演でハプスブルク家の歴史を知り、ウィーンの風を運んでくるミュージカルの名曲にひととき、あなたはウィーンで満たされることだろう。歴史がお好きな方、ミュージカルが大好きな方におススメしたい公演だ。
また、翌週の10月18日(土)、19日(日)には東京でもソリストと演目を変えた公演が行われる。お近くの方はぜひ足を運んでみては。
<文・加藤新平>
公演名 | ハプスブルク大公来日記念講演&ウィーンミュージカルコンサート【福岡公演】 |
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日時 | 10月11日(土) 18:00開演(17:00開場) |
会場 | 福岡シンフォニーホール |
出演 |
ゲーザ・フォン・ハプスブルク大公 剣幸 石井一彰 小野田龍之介 屋比久知奈 コーラスアンサンブル(公募によるオーディション合格者) [管弦楽]ワン・ヴォイス・オーケストラ [指揮]若林裕治 |
チケット | 全席指定:S席12,500円 A席10,500円 B席9,000円 (当日販売は各種+500円増) |
お問い合わせ |
ハプスブルク大公来日記念講演実行委員会 https://habsburg.jp/contact/ |
公演名 | ハプスブルク大公来日記念講演 & クラシカルコンサート in TOKYO |
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日時 | 10月18日(土) 16:00開演(15:30開場) 10月19日(日) 14:00開演(13:30開場) |
会場 | ドイツ文化会館 OAGホール |
出演 | ゲーザ・フォン・ハプスブルク大公
【第1日】 【第2日】 |
チケット | 前売り:12,500円 当日:13,000円 (全席指定) |
お問い合わせ | ハプスブルク大公来日記念講演実行委員会 https://habsburg.jp/contact/ |