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<8月23日 大阪・ザ・シンフォニーホール> 関西のクラシックの殿堂、ザ・シンフォニーホール。客席がステージを囲むアリーナシアター形式の空間は、クラシック音楽に最適とされる「残響2秒」を実現し、座席数1,704という規模は、どの席でも豊かな響きを体感できる。
本公演の主役は、その正面にそびえるスイスの名門・クーン社製のパイプオルガン。空気を震わせる荘厳な響きを、煌びやかなプロジェクションマッピングで彩り、全感覚的な音楽体験で好評のシリーズ『新超絶のオペラ座の怪人』の最新版だ。今回は、新旧の人気ミュージカル8作品を取り上げる。まずは作中にもオルガンが登場し、タイトル曲冒頭はオルガン独奏から始まる『オペラ座の怪人』。同じ作曲家A.L.ウェッバーの大ヒット作『キャッツ』からは〈メモリー〉などがピックアップされる。
そしてロンドン発のロングラン作品『レ・ミゼラブル』と『マンマ・ミーア!』。どちらも映画版でもおなじみだろう。ディズニー・ミュージカルからは『ライオン・キング』と『美女と野獣』。日本でも劇団四季が上演を続けている。忘れてはならないのが、やはり本場ブロードウェイの作品だ。誰もが知っている〈ドレミの歌〉の『サウンド・オブ・ミュージック』と、バックステージを描いた『コーラスライン』がチョイスされている。
演奏はヨーロッパの名だたるコンクールの優勝・入賞歴を持つ大木麻理と、熟練のパーカッション奏者たち。大木の豊かで自在な音色作りを、多彩な打楽器群が支え、客席を驚かせてくれるだろう。
<文・小出和明>
公演名 | プロジェクションマッピング×パイプオルガン 新 超絶のオペラ座の怪人 今年の夏もオルガンが熱すぎる!! |
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日時 | 8月23日(土) 14:00開演(13:00開場) |
会場 | ザ・シンフォニーホール |
出演 | [オルガン]大木麻理 |
プログラム |
オペラ座の怪人 レ・ミゼラブル キャッツ 美女と野獣 ライオン・キング マンマ・ミーア! ライオン・キング コーラスライン サウンド・オブ・ミュージック |
チケット | 全席指定:3,300円 |
お問い合わせ |
ザ・シンフォニー チケットセンター TEL:06-6453-2333 |