<10月5日 東京文化会館> “情熱のピアニスト”熊本マリが秋に開催する人気コンサートシリーズ、『熊本マリの夜会』。クラシックピアノの殿堂・東京文化会館小ホールで、10月5日(木)に開催される本公演のテーマとして冠されたのは『スペインの熱い夜 ~アリシア・デ・ラローチャへのオマージュ』。
瑞々しい10代をスペインで過ごしていた熊本マリは、2023年に生誕100年を迎えるこの大ピアニストに会いに行き、娘アリシア・トーラとも出会ったという。「2023年に日本でもラローチャのイベントを開催してほしい」というアリシア・トーラの希望に応える形となったプログラムは、アルベニス、ファリャ、グラナドス、そして熊本マリが世界初のピアノ曲全集の録音を完成させたモンポウといったスペインを代表する作曲家の作品が並ぶ。さらに、アリシア・デ・ラローチャが深い洞察と優れた解釈を示したシューベルト、ショパン、リストの作品も加えた、まさに熊本マリが若き日に親交を結んだ大ピアニストへの思いと尊敬が全編に散りばめられたものだ。
世代と国境を超えて受け継がれる音楽の系譜を、軽快なトークと共に堪能しよう。
瑞々しい10代をスペインで過ごしていた熊本マリは、2023年に生誕100年を迎えるこの大ピアニストに会いに行き、娘アリシア・トーラとも出会ったという。「2023年に日本でもラローチャのイベントを開催してほしい」というアリシア・トーラの希望に応える形となったプログラムは、アルベニス、ファリャ、グラナドス、そして熊本マリが世界初のピアノ曲全集の録音を完成させたモンポウといったスペインを代表する作曲家の作品が並ぶ。さらに、アリシア・デ・ラローチャが深い洞察と優れた解釈を示したシューベルト、ショパン、リストの作品も加えた、まさに熊本マリが若き日に親交を結んだ大ピアニストへの思いと尊敬が全編に散りばめられたものだ。
世代と国境を超えて受け継がれる音楽の系譜を、軽快なトークと共に堪能しよう。
<文・坂井孝著>
公演名 | 熊本マリの夜会 Soirée Mari Kumamoto スペインの熱い夜 ~アリシア・デ・ラローチャへのオマージュ~ |
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日時 | 10月5日(木) 18:30開演(18:00開場) |
会場 | 東京文化会館 小ホール | 出演 | [ピアノ]熊本マリ |
プログラム |
シューベルト:楽興の時 第3番 へ短調 Op.94-3 D780-3 アルベニス:ボレロ、タンゴ、カディス、マジョルカ、セビリャ ショパン:前奏曲 第15番 変ニ長調 Op.28《雨だれ》 ファリャ: アンダルシア風セレナード、歌劇《はかなき人生》より〈スペイン舞曲 第2番〉 リスト:愛の夢 第3番 変イ長調 モンポウ:魅惑 ニン=クルメル編:鳥の歌 グラナドス:《スペイン舞曲》より、組曲《ゴイェスカス》より〈わら人形〉 |
チケット | 全席指定:5,000円 |
お問い合わせ |
プロアルテムジケ TEL:03-3943-6677 |