第2弾は世界的現代美術作家 杉本博司とのコラボレーションに決定!
<文・Bunkamura>
ORCHARD PRODUCE オペラ企画 第2弾
Bunkamuraを飛び出し、様々な個性を持つ外部ホールで企画を実施するORCHARD PRODUCE。
東急線・都立大学駅に位置する、めぐろパーシモンホールとタッグを組んだモーツァルトのオペラ・シリーズ、第2弾では傑作のひとつ、《ドン・ジョヴァンニ》を新制作上演します。
様々な文化芸術の融合=「Bunkamuraらしさ」の表現として、総合芸術であるオペラに、毎回世界的美術家とのコラボレーションをコンセプトとする本シリーズ。大成功に終えた第1弾《魔笛》千住博(2024年2月)に続き、今回は写真・建築・舞台美術ほか多岐に渡る活動で知られる現代美術作家・杉本博司を迎えての上演となります。すでにパリ・オペラ座でバレエの美術・演出を手掛けた杉本が、初のオペラの舞台をどのように表現するのか、各界からの注目が集まること必至。
気鋭の指揮者・鈴木優人が指揮する、世界的古楽器アンサンブル(管弦楽&合唱)のバッハ・コレギウム・ジャパン(BCJ)と、世界トップレベルの招聘歌手、それにひけをとらない最高峰の日本人歌手のキャスティングにより、音楽的・視覚的に最高レベルのプロダクションを目指します。
最高峰の出演者とクリエイティヴ陣による美の融合!
鈴木優人指揮、世界的な奏者たちと1990年に結成された古楽器オーケストラ&合唱団(BCJ)による音楽と、最高峰のソリストたちとともに贈るオペラ《ドン・ジョヴァンニ》の新制作・全幕上演。演出の飯塚励生は国際的かつ多様な経験から、様々なアーティストの個性をまとめあげる手腕でオペラの核を担います。美術を担当する杉本博司は「海景」「劇場」などの写真シリーズや、小田原文化財団 江之浦測候所ほか多岐にわたる活躍で知られる現代美術作家。今回のプロダクションには、モーツァルトとほぼ同時代に生きた建築家・考古学者であり、ローマの古代遺跡を研究して当時の建築や都市の景観を描いた版画作品で知られるジョヴァンニ・バッティスタ・ピラネージの作品をフィーチャーした美術を構想中。衣裳を担当するソニア・パークは、比類のないセンスで衣食住すべてを取り扱うARTS&SCIENCEのクリエイティヴディレクター兼オーナー。スウェーデン出身、新進気鋭のウィリアム・オウェソンとタッグを組んでの初のオペラ衣裳制作において、そのポリシーである“美しさと機能性のバランス”がどのように発露されるのかが注目。オペラのみならず、アートやファッション、建築のファンにとっても垂涎の上演となるでしょう。
≪公演概要≫
【公演名】
ORCHARD PRODUCE 2025
高砂熱学 PRESENTS
鈴木優人&バッハ・コレギウム・ジャパン×杉本博司 with G.B.Piranesi
モーツァルト:オペラ《ドン・ジョヴァンニ》(新制作・全幕上演)
【会場】
めぐろパーシモンホール 大ホール(東京都目黒区八雲1-1-1)
【公演日程】
2025年2月20日(木)、2月21日(金) 各17:00開演 2月23日(日・祝)、2月24日(月・休) 各14:00開演
【料金】
S席:25,000円 A席:21,000円 B席:17,000円 C席:11,000円(税込)
【一般発売】
2024年10月19日(土)
MY Bunkamura、めぐろパーシモンホール、他プレイガイドにて発売
【出演】
指揮:鈴木優人 管弦楽・合唱:バッハ・コレギウム・ジャパン
ドン・ジョヴァンニ(バリトン):クリストフ・フィラー
レポレッロ(バス):平野和
ドンナ・エルヴィラ(ソプラノ):カリーナ・ゴーヴァン
ドンナ・アンナ(ソプラノ):森麻季 ドン・オッターヴィオ(テノール):山本耕平
マゼット(バリトン):加耒徹 ツェルリーナ(ソプラノ):高橋維 ほか
【演出】
飯塚励生
【美術】
杉本博司
【衣裳】
ソニア・パーク/ウィリアム・オウェソン
【舞台監督】
幸泉浩司(アートクリエイション)
【主催】
Bunkamura
【共催】(公財)目黒区芸術文化振興財団
【特別協賛】
高砂熱学工業株式会社
【協賛】 太陽生命保険株式会社
【公演に関するお問合せ】
Bunkamura 03(3477)3244
【公演ホームページ】
https://www.bunkamura.co.jp/orchard/lineup/25_dongiovanni.html