誰もが耳にしたことのある世界の名曲が、作品ゆかりの地の美しい映像とともにたのしめる「名曲アルバム」。1976年4月の番組開始から、50年近くにわたって放送をされて来ました。 このたび、最初期の16曲が4Kリマスターのハイビジョン版となり、6月にEテレで一挙放送されます。時代を感じさせるロケ映像に加え、ピアニストの中村紘子さん、歌手の五十嵐喜芳さん、指揮者の岩城宏之さん他、懐かしい音楽家の演奏シーンもお楽しみに!
<文・NHK>
<文・NHK>
曲目例
「スラブ舞曲 第10番」ドボルザーク作曲 (初回放送:1976年4月)
放送:6月3日(月)、25 日(火) 午後1:05〜1:10
出演:NHK交響楽団(管弦楽)、 尾高忠明(指揮)
ロケ地:プラハ(チェコスロバキア) ※地名は放送当時のまま
出演:NHK交響楽団(管弦楽)、 尾高忠明(指揮)
ロケ地:プラハ(チェコスロバキア) ※地名は放送当時のまま
◇プラハの朝、通りに沿ったガス灯が消されていく風景から始まる、1976 年 4 月の番組開始第 1 作。
「帰れソレントへ」デ・クルティス作曲/石丸寛編曲 (初回放送:1976 年 7 月)
放送:6月 10 日(月)、 26 日(水) 午後1:05〜1:10
出演:五十嵐喜芳(テノール)、東京フィルハーモニー交響楽団(管弦楽) 、尾高忠明(指揮)
ロケ地:ソレント(イタリア)
出演:五十嵐喜芳(テノール)、東京フィルハーモニー交響楽団(管弦楽) 、尾高忠明(指揮)
ロケ地:ソレント(イタリア)
◇南イタリアの漁師町ソレントの名を世界的に有名にした名曲。名テノール五十嵐喜芳(いがらし
きよし)さんの日本語による歌唱シーンもなつかしい。
「アンダンテ・カンタービレ」 チャイコフスキー作曲 (初回放送:1978年 1 月)
放送:6月4日(火) 午後1:05〜1:10
出演:東京交響楽団(管弦楽) 、大町陽一郎(指揮)
ロケ地:ウクライナ(ソ連) ※地名は放送当時のまま
出演:東京交響楽団(管弦楽) 、大町陽一郎(指揮)
ロケ地:ウクライナ(ソ連) ※地名は放送当時のまま
◇ロシアの作曲家チャイコフスキーがこの曲を着想したのは、妹の嫁ぎ先のウクライナだった。歴
史に翻弄されてきたこの地の美しい田園風景とともに送る。