今回はその“第15回目”にあたる演奏会で、世界中で多くの聴衆に愛されるショパンの、中でも有名な傑作を我が国が世界に誇る「ショパンのスペシャリスト」横山幸雄の演奏で一気にお楽しみいただけるプログラムとしてお贈りするコンサートです。
<文・株式会社ジャパン・アーツ>
2010年のショパン生誕200年メモリアルイヤーに、ショパンのピアノソロ曲を1日で全曲弾くという演奏会を行ないました。それ以来、毎年ゴールデンウィークにはショパンをまとめて演奏することがライフワークとなり、今年で15回目を迎えることになりました。
近年は毎回何かテーマを決めて開催してきましたが、この度の節目の年をどのような内容にするかは、大いに悩みました。
このような通常よりかなり長い演奏会では、あまり知られていない作品に出会えることに対する興味もあるとは思いますが、逆にこれでもかというくらいよく知られた作品が次から次へと聴ける企画、それもショパン自身の人生の経過に沿って・・・、というのもたまには良いのではないかと思い、今回のプログラムを組んでみました。
目の前に並べられた大好きな美味しい料理を片っ端から食べ尽くすような感覚で今回の演奏会を聴いていただけたらと思います。
それによって、ショパンの作品という味わいが皆さまの中により一層明確に記憶されるのではと期待しています。
横山幸雄
横山幸雄 ピアノ・リサイタル 「入魂のショパンVol.15」
<日時>2024年5月3日(月) 10:30
<場所>東京オペラシティ コンサートホール
<プログラム>(全4部)
第1部 | 10:30〜11:40 ~天才少年から真の芸術家へ~
12の練習曲 op.10
ピアノ協奏曲 第1番 op.11
第2部 | 12:30〜13:40 ~パリでの若き日のショパン~
ワルツ第1番 「華麗なる大円舞曲」 op.18
ノクターン 第20番 「遺作」 嬰ハ短調
幻想即興曲 op.66
アンダンテ・スピアナートと華麗なる大ポロネーズ op.22
バラード 第1番 op.23
24の前奏曲 op.28
第3部 | 14:00〜15:10 ~充実の日々と祖国を憂いて光と影の交錯~
スケルツォ 第2番 op.31
ピアノ・ソナタ 第2番 「葬送」op.35
ポロネーズ 第5番 op.44
ノクターン 第14番 op.48-2
バラード 第4番 op.52
ポロネーズ 第6番 op.53 「英雄」
第4部 | 15:30〜16:30 ~さらなる高みへ向かって若き円熟の境地~
3つのマズルカ op.59
舟歌 op.60
ポロネーズ 第7番 「幻想」 op.61
ピアノ・ソナタ 第3番 op.58
※各部の開演&終演時間は予定です。
<チケット情報>
[1日通し券] SS¥15,000 / S¥12,000 / A¥9,000 / B¥5,500
[各部券] ¥5,000(料金税込)
<公演詳細>https://www.japanarts.co.jp/concert/p2077/
<主催> ジャパン・アーツ https://www.japanarts.co.jp/
<後援> 横山幸雄後援会 https://yokoyamayukio-official.bitfan.id/