<4月23日 東京・浜離宮朝日ホール> 平日お昼の90分間という気軽さと、一流アーティストの演奏とトークが人気の「浜離宮ランチタイムコンサート」。4月23日(火)は人気ピアニスト、青柳晋が登場。
プログラムはロマン派音楽から近代にいたるまでの3人の作曲家の、傑作ピアノ曲が楽しめる構成。グリーグの《抒情小曲集》は、彼が約36年かけて作曲した全10巻、66曲からなるピアノ曲集だ。今回はその中から8曲を抜粋した形で演奏される。特に1曲目の〈アリエッタ〉の穏やかな旋律は最終曲〈余韻〉において、軽快な3拍子のワルツになって戻ってくる。グリーグの長大な作曲の旅の始まり、中間そして終わりを青柳の演奏で楽しみたい。東洋のガムラン音楽を模した〈塔〉に始まる《版画》や、軽やかなリズムで魅了する《喜びの島》を作曲したドビュッシーは近代フランスを代表する作曲家。グリーグやショパンに影響を受けながら独特な音楽を作り上げた彼の作品もまたおもしろい。
メインはショパンのピアノ・ソナタ第3番。30分程度と今回演奏される作品の中では最も長大な作品だが、情熱的でなおかつ緻密に作り上げられた音楽に圧倒され、あっというまに感じるだろう。
演奏と共にトークも楽しみなコンサート。すばらしいピアノ音楽を堪能する、優雅なランチタイムのひとときにしたい。
プログラムはロマン派音楽から近代にいたるまでの3人の作曲家の、傑作ピアノ曲が楽しめる構成。グリーグの《抒情小曲集》は、彼が約36年かけて作曲した全10巻、66曲からなるピアノ曲集だ。今回はその中から8曲を抜粋した形で演奏される。特に1曲目の〈アリエッタ〉の穏やかな旋律は最終曲〈余韻〉において、軽快な3拍子のワルツになって戻ってくる。グリーグの長大な作曲の旅の始まり、中間そして終わりを青柳の演奏で楽しみたい。東洋のガムラン音楽を模した〈塔〉に始まる《版画》や、軽やかなリズムで魅了する《喜びの島》を作曲したドビュッシーは近代フランスを代表する作曲家。グリーグやショパンに影響を受けながら独特な音楽を作り上げた彼の作品もまたおもしろい。
メインはショパンのピアノ・ソナタ第3番。30分程度と今回演奏される作品の中では最も長大な作品だが、情熱的でなおかつ緻密に作り上げられた音楽に圧倒され、あっというまに感じるだろう。
演奏と共にトークも楽しみなコンサート。すばらしいピアノ音楽を堪能する、優雅なランチタイムのひとときにしたい。
<文・山下実紗>
- テーブル
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- テーブル見出し
- 公演名
- テーブル本文
- 青柳晋 ピアノリサイタル
〈浜離宮ランチタイムコンサートVol.237〉
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- 日時
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- 4月23日(火) 11:30開演(11:00開場)
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- 会場
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- 浜離宮朝日ホール 音楽ホール
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- 出演
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- [ピアノ]青柳晋
- テーブル見出し
- プログラム
- テーブル本文
- グリーグ:《抒情小曲集》より〈アリエッタ〉Op.12-1、〈ワルツ〉Op.38-7、〈蝶々〉Op.43-1、〈孤独なさすらい人〉Op.43-2、〈ノクターン〉Op.54-4、〈家路〉Op.62-6、〈過去〉Op.71-6、〈余韻〉Op.71-7
ドビュッシー:版画、喜びの島
ショパン:ノクターン第7番 嬰ハ短調 Op.27-1、ノクターン第8番 変ニ長調 Op.27-2、ピアノ・ソナタ第3番 ロ短調 Op.58
- テーブル見出し
- チケット
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- 全席指定:3,000円
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- お問い合わせ
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- 朝日ホール・チケットセンター
TEL:03-3267-9990