<文・民音>
アマラウ・ビエイラは、6歳でピアノを始め、ブラジルを代表する作曲家・指揮者であるソーザ・リマに才能を見いだされました。8歳で作曲を始め、13歳で単身パリへ。パリ音楽院をトップで合格し、さらにドイツのフライブルク音楽大学を卒業。25歳の時、「メニューイン・スクール」の音楽部長に推薦されるも、ブラジルのために尽くしたいと決意しブラジルに帰国しました。帰国後も「民衆のために本物の音楽を」との思いで活動を続け、これまで「A. オネゲル国際作曲賞」「フランス作曲財団国際大賞」「リスト賞」など、ブラジル国内外より数々の賞が授与されています。
初めてのジャパン・ツアーから30周年となる2024年の公演では、1994年のジャパン・ツアーで演奏した名曲をはじめ、日本の唱歌をメドレーにしてビエイラがオマージュした『日本の水彩』も演奏。名曲に彩られた美しい花束のような、温かく心やすらぐピアノの旋律をお届けします。
【公演名称】
ジャパン・ツアー30周年記念
アマラウ・ビエイラ ピアノリサイタル
あなたに贈る名曲の花束
【主催】MIN-ON
【後援】駐日ブラジル大使館
【公演日程】2024年
5/23(木) 18:30 NHK大阪ホール
5/25(土) 14:00 千葉市民会館
5/26(日) 14:00 千葉県東総文化会館
5/27(月) 19:00 J:COMホール八王子
5/28(火) 19:00 東京文化会館 大ホール
5/30(木) 19:00 サンシティ越谷市民ホール
5/31(金) 18:30 メガネのイタガキ文化ホール伊勢崎(伊勢崎市文化会館)
6/1(土) 15:00 須賀川市文化センター
6/5(水) 18:30 愛知県芸術劇場 コンサートホール
6/8(土) 13:30 倉吉未来中心 大ホール
6/9(日) 15:00 三原市芸術文化センター ポポロ
【予定曲目】
J. S. バッハ:イタリア風協奏曲 ヘ長調 BWV971
A. ビエイラ:日本の水彩(故郷~椰子の実~さくら~荒城の月) Op.325、
J. マスネ:歌劇「タイス」より 瞑想曲、
F. リスト:ハンガリー狂詩曲 第8番 嬰ヘ短調 S.244/8、
C. ドビュッシー:月の光、他
※曲目は変更となる可能性がございます。予めご了承ください。
◆アマラウ・ビエイラ Amaral Vieira:
1952年サンパウロ市生まれ。
ブラジルを代表する音楽家、ソーザ・リマおよびアーサー・ハルトマンに音楽を学んだ後、パリ高等音楽院に入学し、リュセット・デカーヴとオリヴィエ・メシアンに師事した。さらにドイツのフライブルク音楽大学を卒業し、ブリティッシュ・カウンシル(英国文化振興会)の招きにより、ロンドンでハンガリー人ピアニストで、フランツ・リストの孫弟子ルイス・ケントナーのもと音楽知識を成熟させた。
ピアニストとして10の賞、作曲家として17の賞を受賞し、ブラジル、フランス、ドイツ、イギリス、ハンガリー、日本の各国でその芸術的活動を評価され、50回以上の表彰を受けている。
その一群の作品に対して、アメリカのデリアン協会から2008年度「ゴールデンローレル賞」を授与された。
世界で最も権威あるピアノ・ブランド「スタインウェイ」(スタインウェイ・アンド・サンズ)公認のアーティスト。