<2月28日~ 東京文化会館> 今回東京二期会オペラ劇場で上演されるワーグナーの歌劇《タンホイザー》は、題材に中世のタンホイザー伝説やヴァルトブルクの歌合戦伝説を扱った、中期の人気作である。異世界での官能的な愛、現世での精神的な愛との間で揺れ動く騎士タンホイザーはローマへの巡礼の旅に出るが、恋人であるエリーザベトの自己犠牲により救われ、その亡骸のもとで息絶える。有名な〈序曲〉〈大行進曲〉〈巡礼の合唱〉に加え、各ソリストの力量が存分に発揮されるアリアなど、聴きどころは枚挙にいとまがない。
本公演では、バイロイト音楽祭の常連指揮者として近年その存在感を増しているアクセル・コーバーが初来日のほか、世界の主要歌劇場や音楽祭からのオファーが絶えない現代最高のワーグナー歌手、サイモン・オニールがタイトルロールをつとめる。また、ワーグナー作品の大胆かつ洗練された解釈で世界的に知られる演出家、キース・ウォーナーが演出を手がけることも大きな話題となっている。ワーグナーのエキスパートである彼らと、いずれも実力派ぞろいのソリストたちが繰り広げる夢の舞台。4日間にわたる公演のうち、主要な役どころは2日ごとにダブルキャストとなっており、聴き比べも一興であろう。この貴重な機会を逃さず鑑賞してほしい。
本公演では、バイロイト音楽祭の常連指揮者として近年その存在感を増しているアクセル・コーバーが初来日のほか、世界の主要歌劇場や音楽祭からのオファーが絶えない現代最高のワーグナー歌手、サイモン・オニールがタイトルロールをつとめる。また、ワーグナー作品の大胆かつ洗練された解釈で世界的に知られる演出家、キース・ウォーナーが演出を手がけることも大きな話題となっている。ワーグナーのエキスパートである彼らと、いずれも実力派ぞろいのソリストたちが繰り広げる夢の舞台。4日間にわたる公演のうち、主要な役どころは2日ごとにダブルキャストとなっており、聴き比べも一興であろう。この貴重な機会を逃さず鑑賞してほしい。
<文・内田雅子>
- テーブル
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- テーブル見出し
- 公演名
- テーブル本文
- 東京二期会オペラ劇場《タンホイザー》
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- 日時
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- 2月28日(水) 17:00開演(16:00開場)
2月29日(木) 14:00開演(13:00開場)
3月2日(土) 14:00開演(13:00開場)
3月3日(日) 14:00開演(13:00開場)
- テーブル見出し
- 会場
- テーブル本文
- 東京文化会館 大ホール
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- 出演
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- [指揮]アクセル・コーバー
[演出]キース・ウォーナー
[管弦楽]読売日本交響楽団
[合唱]二期会合唱団●2月28日(水)、3月2日(土)
ヘルマン:加藤宏隆
タンホイザー:サイモン・オニール
ヴォルフラム:大沼徹
ヴァルター:高野二郎
ビーテロルフ:近藤圭
ハインリヒ:児玉和弘
ラインマル:清水宏樹
エリーザベト:渡邊仁美
ヴェーヌス:林正子
牧童:朝倉春菜●2月29日(木)、3月3日(日)
ヘルマン:狩野賢一
タンホイザー:片寄純也
ヴォルフラム:友清崇
ヴァルター:前川健生
ビーテロルフ:菅原洋平
ハインリヒ:伊藤潤
ラインマル:水島正樹
エリーザベト:梶田真未
ヴェーヌス:土屋優子
牧童:七澤結●全日出演
4人の小姓:本田ゆりこ、黒田詩織、実川裕紀、本多都
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- プログラム
- テーブル本文
- リヒャルト・ワーグナー:歌劇《タンホイザー》
全3幕(パリ版準拠[一部ドレスデン版を使用]にて上演)
〈ドイツ語上演/日本語字幕付〉
予定上演時間:約4時間(休憩含む)
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- チケット
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- ●2月28日(水)、3月2日(土)、3月3日(日)公演
全席指定:S席20,000円 A席16,000円 B席12,000円 C席9,000円 D席完売 E席完売 学生席2,000円●2月29日(木)平日マチネ・スペシャル料金公演
全席指定:S席19,000円 A席15,000円 B席11,000円 C席9,000円 D席6,000円 E席完売 学生席2,000円
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- お問い合わせ
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- 二期会チケットセンター
TEL:03-3796-1831