<2023年1月28日 東京・なかのZERO> 1960年の創立以来、日本の吹奏楽界を牽引して来た東京佼成ウインドオーケストラ。「吹奏楽=マーチ」という固定観念を打ち破るべく、1970年代以降現在に至るまで、桂冠指揮者フレデリック・フェネルの提唱した「ウインド・アンサンブル」を世に広めるべく、国内外の有名な指揮者と積極的に共演を重ねている。
160回目の定期演奏会となる本公演では、オランダの巨匠ユベール・スダーンと三度目の共演を果たす。実は本公演、2021年4月に開催予定であったが緊急事態宣言で中止となった、第153回定期演奏会の「リベンジマッチ」であり、第153回と同じ指揮者、曲目での開催となる。リヒャルト・シュトラウスに焦点を当てた本公演では、18歳の時の作品《13管楽器のためのセレナード》、交響詩《ティル・オイレンシュピーゲルの愉快ないたずら》、そして歌劇《ばらの騎士》組曲がずらりと並ぶ。その共通項は「ホルン」。若いころホルン奏者だったスダーンが、ホルンがウルトラC級の大活躍を求められるこれらの作品をどう料理するかに期待が高まる。プログラムのもうひとつの柱が、フランコ・チェザリーニの《アルプスの詩》。タイトルからも分かるとおり、リヒャルト・シュトラウスの《アルプス交響曲》にインスパイアされて書かれた作品だ。この作品もまたホルンが活躍する作品である。
東京佼成ウインドが誇るホルン・セクションの活躍をお見逃しなく。
160回目の定期演奏会となる本公演では、オランダの巨匠ユベール・スダーンと三度目の共演を果たす。実は本公演、2021年4月に開催予定であったが緊急事態宣言で中止となった、第153回定期演奏会の「リベンジマッチ」であり、第153回と同じ指揮者、曲目での開催となる。リヒャルト・シュトラウスに焦点を当てた本公演では、18歳の時の作品《13管楽器のためのセレナード》、交響詩《ティル・オイレンシュピーゲルの愉快ないたずら》、そして歌劇《ばらの騎士》組曲がずらりと並ぶ。その共通項は「ホルン」。若いころホルン奏者だったスダーンが、ホルンがウルトラC級の大活躍を求められるこれらの作品をどう料理するかに期待が高まる。プログラムのもうひとつの柱が、フランコ・チェザリーニの《アルプスの詩》。タイトルからも分かるとおり、リヒャルト・シュトラウスの《アルプス交響曲》にインスパイアされて書かれた作品だ。この作品もまたホルンが活躍する作品である。
東京佼成ウインドが誇るホルン・セクションの活躍をお見逃しなく。
<文・加藤新平>
公演名 | 東京佼成ウインドオーケストラ 第160回定期演奏会 |
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日時 | 2023年1月28日(土) 14:00開演(13:15開場) |
会場 | なかのZERO 大ホール |
出演 | [指揮]ユベール・スダーン [吹奏楽]東京佼成ウインドオーケストラ |
プログラム | R.シュトラウス:13管楽器のためのセレナード Op.7、交響詩《ティル・オイレンシュピーゲルの愉快ないたずら》(大橋晃一 編)、歌劇《ばらの騎士》組曲(酒井格 編) F.チェザリーニ:アルプスの詩 |
チケット | 全席指定:6,000円 U25 3,000円 |
お問い合わせ | 東京佼成ウインドオーケストラ事務局 TEL:03-5341-1155 |