<3月5日 東京・Bunkamuraオーチャードホール> 2022年5月17日、シンセサイザーの巨匠が惜しまれつつこの世を去った。
1982年、映画『炎のランナー』の音楽で第54回アカデミー賞作曲賞を受賞したことで世界的にその名を轟かせた、ギリシャ出身のヴァンゲリスである。4歳からピアノを演奏し、6歳で自ら作曲した作品の演奏会を開くなど、天才少年として音楽の世界を歩み始めた彼は、高校在学中にプロとして活動をスタートさせ、以来ジャズバンド、ポップバンド、ロックバンドなど様々なジャンルでその才能を発揮してきた。
『炎のランナー』で映画音楽の世界においても確固たる地位を築いたヴァンゲリスの代表作のひとつが、リドリー・スコット監督の映画『ブレードランナー』であり、本公演は「ブレードランナー LIVE」の日本初演にあたる。壮大な重低音サウンドが印象的な《メインタイトル》や、切なく美しい《愛のテーマ》をはじめ、シンセサイザーの性能をフルに活用した名曲が詰まった『ブレードランナー』の音楽を再現すべく、プロジェクト・チームが立ち上げられ、1年がかりでサントラを採譜してきた。3台のシンセサイザー、エレクトリック・ストリング・カルテット、テナーサックス、フルート、エレキベース、アコースティックベース、そしてパーカッション2名という編成での演奏はまさに「完全再現」と呼ぶにふさわしい。
『ブレードランナー』の字幕付きファイナル・カット版の全編上映とともに、ヴァンゲリスの音楽を全身で体感できる贅沢なひと時は、SF映画ファン、映画音楽ファン、そしてヴァンゲリスのファンにとって、かけがえのないものとなるだろう。
1982年、映画『炎のランナー』の音楽で第54回アカデミー賞作曲賞を受賞したことで世界的にその名を轟かせた、ギリシャ出身のヴァンゲリスである。4歳からピアノを演奏し、6歳で自ら作曲した作品の演奏会を開くなど、天才少年として音楽の世界を歩み始めた彼は、高校在学中にプロとして活動をスタートさせ、以来ジャズバンド、ポップバンド、ロックバンドなど様々なジャンルでその才能を発揮してきた。
『炎のランナー』で映画音楽の世界においても確固たる地位を築いたヴァンゲリスの代表作のひとつが、リドリー・スコット監督の映画『ブレードランナー』であり、本公演は「ブレードランナー LIVE」の日本初演にあたる。壮大な重低音サウンドが印象的な《メインタイトル》や、切なく美しい《愛のテーマ》をはじめ、シンセサイザーの性能をフルに活用した名曲が詰まった『ブレードランナー』の音楽を再現すべく、プロジェクト・チームが立ち上げられ、1年がかりでサントラを採譜してきた。3台のシンセサイザー、エレクトリック・ストリング・カルテット、テナーサックス、フルート、エレキベース、アコースティックベース、そしてパーカッション2名という編成での演奏はまさに「完全再現」と呼ぶにふさわしい。
『ブレードランナー』の字幕付きファイナル・カット版の全編上映とともに、ヴァンゲリスの音楽を全身で体感できる贅沢なひと時は、SF映画ファン、映画音楽ファン、そしてヴァンゲリスのファンにとって、かけがえのないものとなるだろう。
<文・加藤新平>
公演名 | ブレードランナーLIVE |
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日時 | 3月5日(日) 14:00開演(13:15開場) |
会場 | Bunkamura オーチャードホール |
出演 | The Blade Runner LIVE Ensemble |
プログラム | メインタイトル、メモリーズ・オブ・グリーン、ブレードランナー・ブルース、愛のテーマ、ティアーズ・イン・レイン ほか |
チケット | 全席指定:S席9,800円 A席7,800円 B席5,800円 U25席2,000円 見切れ席3,000円 |
お問い合わせ | チケットスペース TEL:03-3234-9999 |