<12月1日 東京・ヤマハホール>
昨年、国内の主要コンクールの優勝を相次いで獲得した亀井聖矢が満を持して登場する。加えて今回は、ポローニア・クァルテットとの共演が盛り込まれたプログラム。
まずは、ショパンの《ピアノソナタ第2番》。せきこむようなテーマが特徴の第一楽章から始まり、第二楽章のスケルツォ、第三楽章には有名な葬送行進曲が置かれ、第四楽章にフィナーレのついたソナタ。重く沈んだ世界と時折登場する美しい旋律の陰と陽の対比が聴きどころ。今回共演するポローニア・クァルテットは、ラヴェルの《弦楽四重奏曲》を披露する。全体に自由な楽想が散りばめられ、音楽は次から次へと展開する。そんな音のバトンを受け渡す、彼らの息のあった演奏が期待できそうだ。
最後はドヴォルザークの《ピアノ五重奏曲》。ロマンチックな旋律と、民謡が織り交ぜられた重厚な一曲。ピアノが四重奏を支え、時に一緒に演奏する中で、ソロでは見られない亀井の一面を垣間見ることができるだろう。
亀井は実に生き生きと、そして躍動感溢れる演奏が持ち味だ。そこには賞レースを感じさせない、音と戯れているかのような純粋さがある。今後、日本から世界へ羽ばたいていくであろう彼の舞台をお見逃しなく。
昨年、国内の主要コンクールの優勝を相次いで獲得した亀井聖矢が満を持して登場する。加えて今回は、ポローニア・クァルテットとの共演が盛り込まれたプログラム。
まずは、ショパンの《ピアノソナタ第2番》。せきこむようなテーマが特徴の第一楽章から始まり、第二楽章のスケルツォ、第三楽章には有名な葬送行進曲が置かれ、第四楽章にフィナーレのついたソナタ。重く沈んだ世界と時折登場する美しい旋律の陰と陽の対比が聴きどころ。今回共演するポローニア・クァルテットは、ラヴェルの《弦楽四重奏曲》を披露する。全体に自由な楽想が散りばめられ、音楽は次から次へと展開する。そんな音のバトンを受け渡す、彼らの息のあった演奏が期待できそうだ。
最後はドヴォルザークの《ピアノ五重奏曲》。ロマンチックな旋律と、民謡が織り交ぜられた重厚な一曲。ピアノが四重奏を支え、時に一緒に演奏する中で、ソロでは見られない亀井の一面を垣間見ることができるだろう。
亀井は実に生き生きと、そして躍動感溢れる演奏が持ち味だ。そこには賞レースを感じさせない、音と戯れているかのような純粋さがある。今後、日本から世界へ羽ばたいていくであろう彼の舞台をお見逃しなく。
日時 | 2020年12月01日(火)開場18:30 開演19:00 |
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会場 | ヤマハホール |
出演 | 亀井 聖矢(ピアノ) 東 亮汰(第1バイオリン) 岸 菜月(第2バイオリン) 堀内 優里(ビオラ) 小林 未歩(チェロ) |
演目 | ピアノソロ: F.ショパン/ピアノソナタ第2番 変ロ短調 Op.35 カルテット: M.ラヴェル/弦楽四重奏曲 ヘ長調 クインテット: A.ドヴォルザーク/ピアノ五重奏曲 イ長調 Op.81 |
料金 | 全席指定:¥1,500 (税込) | お問い合わせ | ヤマハコーポレートサービス事務局 TEL:053-460-2051 (平日10時~17時 ※但し、12/30~1/4は年末年始休業) |