<3月13日 東京・第一生命ホール> 宮沢賢治の名作「銀河鉄道の夜」の世界を、音楽と絵と朗読で楽しむことができるなんともファンタジックなコンサートが催される。
まるで美しさと儚さがそこから漂ってくるかのような絵は、現代美術家・清川あさみによるもの。構成はチェロ奏者・丸山泰雄が担当し、数ある「銀河鉄道の夜」の絵本の中から同書を選び、それぞれのシーンにあったクラシック音楽を選曲した。コンサートは子ども向けと大人向けの1日2回公演。もともと、子どものためのコンサートとして企画・上演された一昨年の本番後、「大人だけでも聴きに行きたい!」という声が多く集まり、こうしたスタイルになったのだとか。演奏は、丸山率いるスーパー・チェロ・アンサンブル・トウキョウで、チェロの優しく柔和な音色だけで絵本の世界に音楽で彩りを添える。絵と言葉と音が重なる時、それは通常の読書では味わうことのできない特別な体験となるだろう。なお、同公演には他にもチェロの魅力が味わえる工夫が施されている。演奏時の編成がソロから二重奏、三重奏・・と人数が増えていく演出になっていて、名曲の数々を披露する予定。チェロという楽器そのものの響きの良さから、音の厚みが増したアンサンブルまで、幅広い音色が楽しめるのも嬉しい。
公演名 | 音楽と絵本コンサート『銀河鉄道の夜』 |
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日時 |
2021年3月13日(土)
子どもといっしょにクラシック~ 大人のための |
会場 | 第一生命ホール |
出演 | スーパー・チェロ・アンサンブル・トウキョウ(丸山泰雄 渡邉辰紀 植木昭雄 玉川克 佐古健一 三森未來子 奥田なな子 今井香織) [朗読]原きよ |
プログラム | 【子どもといっしょにクラシック】(14:00開演) 〜「親子で、家族で楽しみたい!」方へ〜 <前半> J.S.バッハ:無伴奏チェロ組曲第1番よりプレリュード 久石譲:さんぽ ロジャース:ドレミの歌 バーンスタイン:トゥナイト ヴィラ=ロボス: ブラジル風バッハ第1番より第1楽章イントロダクション エンボラーダ 他 <後半> 【大人のための】(18:00開演) <後半> |
料金 | 【子どもといっしょにクラシック】 大人¥2,500 (中学生以上)、 小学生¥1,000、4〜6歳¥ 1,000 ※チケットはお一人様一枚必要 ※0~3歳のお子さまはホールにはご入場いただけません。 ※託児サービス(有料/事前申込制)をご用意しています。 【大人のための】 |
お問い合わせ | トリトンアーツ・チケットデスク TEL 03 3532 5702 (平日 11:00 〜17 :00) |