国籍や言語を超えて共同生活を送る彼らは、それぞれ合唱団ゆかりの作曲家の名を冠した4グループで構成されており、今回来日するのはジミー・チャン氏率いるハイドン組。22名のうちには日本人の顔ぶれも。
このほどプログラムが発表されました。十八番のモーツァルトやハイドン、J.シュトラウスⅡ世の珠玉の名曲はもとより、〈となりのトトロ〉や〈ふるさと〉、〈荒城の月〉など日本向けのラインナップに加え、映画「天使にラブソングを」から〈ヘイル・ホーリー・クイーン〉、〈ユー・レイズ・ミー・アップ〉まで、実に多彩なプログラムを携え私たちを喜ばせてくれます。
メンバーは10歳から変声期を迎える14歳までのわずかか4年という短い時間しか在団できません。そのため海外公演で同じ顔ぶれが集まることは二度と無く、今回私たちは一期一会の響き、まさに奇跡の歌声に出会える最初で最後のチャンスなのです。あなたも歴史の証人として、天使の響きを全身全霊で体感してみてください。
〈文・下司愉宇起〉
公演名 | ウィーン少年合唱団2023 |
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日時・会場 | ●5月3日(水・祝)、4日(木・祝) 14:00開演(13:20開場) サントリーホール 大ホール ●5月20日(土) 14:00開演(13:20開場) ●5月7日(金) 14:00開演(13:15開場) ●5月10日(水) 19:00開演(18:15開場) ●5月12日(金) 19:00開演(18:15開場) ●5月17日(水) 18:30開演(17:30開場) ●5月21日(日) 14:30開演(13:45開場) ●5月24日(水) 18:30開演(17:30開場) ●5月28日(日) 14:00開演(14:00開場) |
出演 | [合唱]ウィーン少年合唱団 ハイドン組 [ハイドン組カペルマイスター]ジミー・チャン |
プログラム |
●プログラムA(5月3日[水・祝]サントリーホール/5月12日[金]八女市民会館/6月15日[木]、17日[土]東京オペラシティ) モーツァルト:カンタータ《汝、宇宙の魂に》、アイネ・クライネ・ナハトムジーク F.クープラン:歓喜せよ M.ハイドン:アニマ・ノストラ シューベルト:反抗 ロッシーニ:3つの聖歌より《愛》 ビーブル:アヴェ・マリア オーストリア民謡:森のハンス ニュージーランドの労働歌(シー・シャンティ):ウェラーマン イラディエル:ラ・パロマ オードウェイ:家と母を夢見て、旅愁、送別 滝廉太郎:荒城の月 岡野貞一:ふるさと ラヴランド:ユー・レイズ・ミー・アップ インドの献身歌(バジャン):ラーマ卿よ、ラグーの子孫よ ヨーゼフ・シュトラウス:ポルカ・フランセーズ《上機嫌》、ポルカ・シュネル《永遠に》 J. シュトラウスⅡ世:ワルツ《ウィーンの森の物語》、ワルツ《美しく青きドナウ》 〈本日のソロ曲〉 ●プログラムB(上記4公演以外) |
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