<5月28日 東京・サントリーホール>日本フィルハーモニー交響楽団の第730回東京定期演奏会はシベリウスの世界を堪能できるプログラム。指揮者に鈴木優人を、ソリストにヴァイオリンの辻彩奈を迎えて《ヴァイオリン協奏曲》と《交響曲第6番》が演奏されます。若手で今、最も勢いのあるヴァイオリニストの1人である辻は、5年前のモントリオール国際音楽コンクールのファイナルに選んだのが同曲で、圧巻の演奏を披露し優勝しました。その後のメジャー・デビュー・アルバムにも取り入れた思い出深い曲です。テクニックと叙情的な旋律が折り混ぜられた濃厚な作品を、様々な経験を経てどのように聴かせてくれるのか、楽しみです。
実は、日本フィルとシベリウスはとてもゆかりの深い組み合わせです。というのも、日本フィルはかつて、創立者・渡邉曉雄と共に世界初のシベリウスの交響曲全曲録音を行っています。そして今からさかのぼることおよそ60年、《交響曲第6番》の日本初演をしたのも日本フィルと渡邊のコンビです。今回は鈴木からのたっての希望でシベリウスを演奏することが決まったのだとか。今回初めて東京定期で指揮する鈴木は “伝統” を重んじながらも、そこに現代の新しい息吹を吹き込んでくれることでしょう。さらに、シベリウス(フィンランド出身)とあわせて演奏されるのは、同じく北欧のスウェーデンが生んだ偉大な作曲家のひとり、ステンハンマルの《エクセルシオール!》です。
<文・ららら♪クラブ編集部>
実は、日本フィルとシベリウスはとてもゆかりの深い組み合わせです。というのも、日本フィルはかつて、創立者・渡邉曉雄と共に世界初のシベリウスの交響曲全曲録音を行っています。そして今からさかのぼることおよそ60年、《交響曲第6番》の日本初演をしたのも日本フィルと渡邊のコンビです。今回は鈴木からのたっての希望でシベリウスを演奏することが決まったのだとか。今回初めて東京定期で指揮する鈴木は “伝統” を重んじながらも、そこに現代の新しい息吹を吹き込んでくれることでしょう。さらに、シベリウス(フィンランド出身)とあわせて演奏されるのは、同じく北欧のスウェーデンが生んだ偉大な作曲家のひとり、ステンハンマルの《エクセルシオール!》です。
<文・ららら♪クラブ編集部>
公演名 | 日本フィルハーモニー交響楽団 第730回東京定期演奏会<春季> 〜東京定期演奏会初登場の鈴木優人と贈る、日本フィル伝統のシベリウス〜 |
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日時 | 2021年5月28日(金)19:00開演(18:00開場) 2021年5月29日(土)14:00開演(13:00開場)ライブ配信あり(視聴券 ¥1,000 3か月間視聴可) 29日は東京土曜限定プレトーク「本日の聴きどころ」あり。鈴木優人マエストロが登場! ※緊急事態宣言に伴い、収容率50%を上限に販売。なお、29日(土)は50%に達しているため販売を終了。 |
場所 | サントリーホール 大ホール |
出演 | [指揮]鈴木優人 [ヴァイオリン]辻 彩奈 [管弦楽]日本フィルハーモニー交響楽団 |
プログラム |
ステンハンマル:序曲「エクセルシオール!」 シベリウス:ヴァイオリン協奏曲 ニ短調 op.47 シベリウス:交響曲 第6番 ニ短調 op.104 |
チケット | S席:8,000円 A席:6,500円 B席:6,000円 C席:5,000円 P席:4,000円 Ys(25歳以下)席:1,500円 Ys席:25歳以下の方が対象のお席です。S席以外から選べます。 |
お問い合わせ | 日本フィル・サービスセンター TEL:03-5378-5911(平日11:00~16:00) |