<7月16日~ 東京・日生劇場>1993年に、日生劇場開場30周年を記念してスタートした「日生劇場ファミリーフェスティヴァル」は、幼稚園児や小学生にもわかりやすく、そして大人も楽しめる演劇やミュージカル、バレエなどを上演している、家族で楽しめる夏の祭典だ。
7月16日(土)~18日(月・祝)にかけて上演されるバレエは、シェイクスピアの名作《真夏の夜の夢》。古典バレエから創作バレエまで幅広く手掛ける東京シティ・バレエ団が、井田勝大の指揮する東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団の演奏とともに、恋と魔法の物語を紡いでいく。音楽は、フェリックス・メンデルスゾーンが劇付随音楽のために作曲したものを使用する。印象的なファンファーレで始まる《結婚行進曲》は誰もが一度は聴いたことがある名曲だが、劇中曲に先駆けて作曲された《序曲》も要注目。なんとメンデルスゾーンが17歳の時に作曲した作品である。
7月30日(土)、31日(日)に開催される「アラジンと魔法の音楽会」は、オーケストラによる生演奏で世界各国の音楽に触れることができるだけでなく、手拍子などの参加でストーリーが進む「みんなで創るコンサート」である。モーツァルトのオペラ《魔笛》の序曲、ヴェルディのオペラ《椿姫》より〈乾杯の歌〉などのクラシック音楽の名曲から、アフロキューバ音楽、フラメンコ、ルンバ、ブラジル音楽、そして《上を向いて歩こう》などの日本の名曲まで、様々な国と地域の音楽を、大井剛史の指揮するニッセイシアターオーケストラと実力派の声楽家たちがお届けする。コンサートの作曲・編曲・構成を担当する加藤昌則が毎年書き下ろす新曲からも目が離せない。
人形劇とコンテンポラリーダンスを融合させた、日生劇場オリジナルのプロジェクトである「ダンス×人形劇」の今年の演目は《エリサと白鳥の王子たち》。兄妹の深い愛と絆の物語を、8月6日(土)、7日(日)の2日間上演する。美しい心を持ち、困難に立ち向かう主人公の少女エリサ役を演じるのは、「ものを言う身体」をテーマに活動する新進気鋭のダンサー、辻田暁。人形劇は、1948年に発足し『ひょっこりひょうたん島』などで知られる、人形劇団ひとみ座が担当する。
8月20日(土)~28日(日)にかけては、日生劇場、NHK、東宝の初の共同企画・製作による、新作ミュージカル《リトル・ゾンビガール》が上演される。ゾンビの女の子と人間の男の子の友情が、森に大きな奇跡を起こす物語を、1500曲を超えるNHK「みんなのうた」の中から選りすぐった名曲とともにお届けする。《手のひらを太陽に》《コンピューターおばあちゃん》などの懐かしの曲から、いきものがかりの水野良樹が作詞作曲を担当した2020年の曲《夜明けをくちずさめたら》まで、様々な年代の「みんなのうた」で構成された、子供から大人まで楽しめるミュージカルである。
素敵な音楽に触れる、という体験を通した夏休みの思い出づくりを、ぜひ、日生劇場ファミリーフェスティヴァルで。
7月16日(土)~18日(月・祝)にかけて上演されるバレエは、シェイクスピアの名作《真夏の夜の夢》。古典バレエから創作バレエまで幅広く手掛ける東京シティ・バレエ団が、井田勝大の指揮する東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団の演奏とともに、恋と魔法の物語を紡いでいく。音楽は、フェリックス・メンデルスゾーンが劇付随音楽のために作曲したものを使用する。印象的なファンファーレで始まる《結婚行進曲》は誰もが一度は聴いたことがある名曲だが、劇中曲に先駆けて作曲された《序曲》も要注目。なんとメンデルスゾーンが17歳の時に作曲した作品である。
7月30日(土)、31日(日)に開催される「アラジンと魔法の音楽会」は、オーケストラによる生演奏で世界各国の音楽に触れることができるだけでなく、手拍子などの参加でストーリーが進む「みんなで創るコンサート」である。モーツァルトのオペラ《魔笛》の序曲、ヴェルディのオペラ《椿姫》より〈乾杯の歌〉などのクラシック音楽の名曲から、アフロキューバ音楽、フラメンコ、ルンバ、ブラジル音楽、そして《上を向いて歩こう》などの日本の名曲まで、様々な国と地域の音楽を、大井剛史の指揮するニッセイシアターオーケストラと実力派の声楽家たちがお届けする。コンサートの作曲・編曲・構成を担当する加藤昌則が毎年書き下ろす新曲からも目が離せない。
人形劇とコンテンポラリーダンスを融合させた、日生劇場オリジナルのプロジェクトである「ダンス×人形劇」の今年の演目は《エリサと白鳥の王子たち》。兄妹の深い愛と絆の物語を、8月6日(土)、7日(日)の2日間上演する。美しい心を持ち、困難に立ち向かう主人公の少女エリサ役を演じるのは、「ものを言う身体」をテーマに活動する新進気鋭のダンサー、辻田暁。人形劇は、1948年に発足し『ひょっこりひょうたん島』などで知られる、人形劇団ひとみ座が担当する。
8月20日(土)~28日(日)にかけては、日生劇場、NHK、東宝の初の共同企画・製作による、新作ミュージカル《リトル・ゾンビガール》が上演される。ゾンビの女の子と人間の男の子の友情が、森に大きな奇跡を起こす物語を、1500曲を超えるNHK「みんなのうた」の中から選りすぐった名曲とともにお届けする。《手のひらを太陽に》《コンピューターおばあちゃん》などの懐かしの曲から、いきものがかりの水野良樹が作詞作曲を担当した2020年の曲《夜明けをくちずさめたら》まで、様々な年代の「みんなのうた」で構成された、子供から大人まで楽しめるミュージカルである。
素敵な音楽に触れる、という体験を通した夏休みの思い出づくりを、ぜひ、日生劇場ファミリーフェスティヴァルで。
<文・加藤新平>
バレエ『真夏の夜の夢』~日生劇場版~
日時 | 7月16日(土)、17日(日)、18日(月・祝) 10:30/15:00開演(10:00/14:30開場) |
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会場 | 日生劇場 |
出演 |
東京シティ・バレエ団
[台本・演出]中島伸欣 |
チケット | 全席指定 S席大人7,000円/子ども3,500円 A席大人5,000円/子ども2,500円 ※3歳未満入場不可。子ども料金は3歳以上中学生以下が対象 |
詳細 | こちらから |
お問い合わせ | 日生劇場 TEL:03-3503-3111 |
物語付きクラシックコンサート『アラジンと魔法の音楽会』
日時 | 7月30日(土)、31日(日) 10:30/15:00開演(10:00/14:30開場) |
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会場 | 日生劇場 |
出演 |
[指揮]大井 剛史(指揮) 加耒徹(アラジン王子/バリトン)、与那城敬(バリットン王子/バリトン)、小関明久(ランプの精)、万里紗(アマティ)、小林洋二郎(オハヤシ/パーカッション)、中山美紀(ミッキー/ソプラノ)、金持亜実(アミー/ソプラノ)、石原陽香瑠(ヒッキー/アルト)、石塚隆充(カンタオール)、大儀見元(パーカッション&ヴォーカル)、智詠(ギター)、加藤昌則(ピアノ) [演出・構成]粟國淳 |
チケット | 全席指定 S席大人4,000円/子ども2,000円 A席大人3,000円/子ども1,500円 ※3歳未満入場不可。子ども料金は3歳以上中学生以下が対象 |
詳細 | こちらから |
お問い合わせ | 日生劇場 TEL:03-3503-3111 |
ダンス×人形劇『エリサと白鳥の王子たち』
日時 | 8月6日(土)、7日(日) 10:30/14:30開演(10:00/14:00開場) |
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会場 | 日生劇場 |
出演 |
辻󠄀田暁(エリサ)、松本美里(チャッピ/人形劇団ひとみ座)、斉藤悠(ルーク)、鈴木ほのか(女神)、人形劇団ひとみ座 ほか [脚本]長田育恵 [演出]扇田拓也 [振付]広崎うらん |
チケット | 全席指定 S席大人4,000円/子ども2,000円 A席大人3,000円/子ども1,500円 ※3歳未満入場不可。子ども料金は3歳以上中学生以下が対象 |
詳細 | こちらから |
お問い合わせ | 日生劇場 TEL:03-3503-3111 |
NHKみんなのうたミュージカル「リトル・ゾンビガール」
日時 | 8月20日(土)~28日(日) |
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会場 | 日生劇場 |
出演 | 髙橋ひかる(ノノ・Wキャスト)、熊谷彩春(ノノ・Wキャスト)、石井杏奈(ショウ・Wキャスト)、伊藤理々杏〈乃木坂46〉(ショウ・Wキャスト)、大和悠河(リリィ)、エハラマサヒロ(クルス)、石田佳名子(ハル)、コング桑田(親分)、新井海人、石飛幸治、今込楓、大泰司桃子、小山雲母、希水しお、斎藤准一郎、高瀬育海、田村雄一、般若愛実、武者真由、武藤寛 |
チケット | 全席指定 S席大人6,000円/子ども3,000円 A席大人4,000円/子ども2,000円 ※3歳未満入場不可。子ども料金は3歳以上中学生以下が対象 |
詳細 | こちらから |
お問い合わせ | 日生劇場 TEL:03-3503-3111 |