<11月13日 東京・Bunkamura オーチャードホール>日本のクラシック音楽界で圧倒的な存在感を放つピアニスト、小山実稚恵がオール・シューベルト・プログラムのリサイタルを開催します。
小山といえば、これまでユニークなコンサートシリーズを展開してきたことで知られています。詩的なテーマを核に演奏曲目から当日の舞台設定まで緻密に構成された『12年間・24回リサイタルシリーズ』(2006~17年)、やベートーヴェンの後期ピアノ・ソナタへの挑戦とバッハ、モーツァルト、シューベルトの音楽を組み合わせた『ベートーヴェン、そして…』(2019~21年)など、いずれも膨大なレパートリーを解釈し弾きこなす小山ならではのものでした。
そんな小山が今回取り組むのはオール・シューベルトプログラムです。作曲家について彼女は、こんな風に語っています。
小山といえば、これまでユニークなコンサートシリーズを展開してきたことで知られています。詩的なテーマを核に演奏曲目から当日の舞台設定まで緻密に構成された『12年間・24回リサイタルシリーズ』(2006~17年)、やベートーヴェンの後期ピアノ・ソナタへの挑戦とバッハ、モーツァルト、シューベルトの音楽を組み合わせた『ベートーヴェン、そして…』(2019~21年)など、いずれも膨大なレパートリーを解釈し弾きこなす小山ならではのものでした。
そんな小山が今回取り組むのはオール・シューベルトプログラムです。作曲家について彼女は、こんな風に語っています。
「弾けば弾くほど好きになってしまうシューベルト。
シューベルトの歌に身を任せていると
こんな幸せがあるのだと胸がいっぱいになります――」
同公演では、前半はシューベルトを代表するピアノ曲として愛されている《楽興の時》、《即興曲集》から数曲ずつ選曲して演奏されます。後半は彼が世を去る直前、最後の数ヶ月に書かれた傑作《ピアノ・ソナタ 第21番》。深遠ななかに時おり希望や愛が見え隠れするような要素を秘めており、その精神性たるやまさに人生の極地といえるかもしれません。コンサートという一期一会の空間でぜひ味わいたい作品です。
多くの作品と向き合ってきた小山が紡ぎ出す、シューベルトの音楽。心温まるひとときになることでしょう。
<文・ららら♪クラブ編集部>
公演名 | 小山実稚恵ピアノ・リサイタル 親愛なるシューベルト |
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日時 | 11月13日(日) 15:00開演(14:15開場) |
会場 | Bunkamura オーチャードホール |
出演 | [ピアノ]小山実稚恵 |
プログラム |
<オール・シューベルト・プログラム> 楽興の時 D780 作品94 より 即興曲 D899 作品90/D935 作品142 より ピアノ・ソナタ 第21番変ロ長調 D960 |
チケット | 全席指定:S席6,000円 A席4,500円 B席3,000円 |
お問い合わせ | Bunkamuraチケットセンター TEL:03-3477-9999(10:00~17:00) |