<10月11日 東京文化会館>10歳からスペインに移住し、マドリード音楽院、ジュリアード音楽院、英国王立音楽院で学び、1991年にはスペインの作曲家フェデリコ・モンポウのピアノ曲全集の録音を完成させた情熱のピアニスト、熊本マリ。2000年には、NHK教育テレビ『芸術劇場』の「BSクラシック ピックアップ」の司会を務めるなど、テレビやラジオでも活躍している。演奏活動、執筆活動と並行して、講演活動も積極的に展開しているだけあって、コンサートでの軽快なトークにも定評がある。これまでにヨーロッパ各地だけでなく、エジプトのアレクサンドリア、ヨルダンのアンマン、ベネズエラのカラカスなど、世界各国で演奏活動を展開してきた、文字通り国際的ピアニストである。
本公演は、J.S.バッハの《フランス組曲》第5番や、シューマン(リスト編曲)《献呈》、サン=サーンス(ゴドフスキー編曲)《白鳥》などのよく知られた作品から、《静かな森の小径で》などのリヒャルト・シュトラウスのピアノ独奏曲、そしてモンポウの《歌と踊り》第8番をはじめ、スペインの作曲家の作品や、映画『サウンド・オブ・ミュージック』より《私のお気に入り》まで、様々な時代と地域の作品が並ぶ。熊本のこれまでのキャリアを反映した、世界各地を飛び回るようなプログラムが組まれている。
ぜひ、上野で世界旅行を楽しんでいただきたい。
本公演は、J.S.バッハの《フランス組曲》第5番や、シューマン(リスト編曲)《献呈》、サン=サーンス(ゴドフスキー編曲)《白鳥》などのよく知られた作品から、《静かな森の小径で》などのリヒャルト・シュトラウスのピアノ独奏曲、そしてモンポウの《歌と踊り》第8番をはじめ、スペインの作曲家の作品や、映画『サウンド・オブ・ミュージック』より《私のお気に入り》まで、様々な時代と地域の作品が並ぶ。熊本のこれまでのキャリアを反映した、世界各地を飛び回るようなプログラムが組まれている。
ぜひ、上野で世界旅行を楽しんでいただきたい。
<文・加藤新平>
公演名 | 熊本マリの夜会 −Soirée Mari Kumamoto 華麗なる幻想美 ~グレン・グールドを思い出しながら… |
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日時 | 10月11日(火) 18:30開演(18:00開場) |
会場 | 東京文化会館 小ホール |
出演 | [ピアノ]熊本マリ |
プログラム | R.シュトラウス:《4つの情緒のある風景》Op.9より 第1曲〈静かな森の小道で〉 ガーシュウィン:ドゥー・イット・アゲイン J.S.バッハ:マルチェッロによる協奏曲 ニ短調 BWV974 J.S.バッハ:平均律クラヴィーア曲集第1巻 第5番 ニ長調 BWV850より フーガ モンポウ:歌と踊り 第8番 J.S.バッハ:フランス組曲第5番 ト長調 BWV816 マラッツ:スパニッシュ・セレナード R.シュトラウス:ピアノ・ソナタ ロ短調 Op.5 TrV103より 第2楽章 J.S.バッハ:平均律クラヴィーア曲集第1巻 第2番 ハ短調 BWV847より プレリュード シューマン=リスト:献呈 S566 R253 ほか |
チケット | 全席指定:5,000円 |
お問い合わせ | プロアルテムジケ TEL:03-3943-6677 |