<10月26日・27日 東京・ヤマハホール>「ヤマハ ライジングピアニストコンサート」は、将来有望で上昇気流に乗っている若手ピアニストがフレッシュな演奏を披露する、若手の「登竜門」ともいうべきコンサートである。第6回となる今回は、10月26日(水)、27日(木)の2日間にわたって、8名の若手ピアニストが競演する。
10月26日(水)の公演には、佐川和冴、山縣美季、髙井玄樹、秋山紗穂の4名が出演する。
第90回日本音楽コンクールピアノ部門第2位、第31回宝塚ベガ音楽コンクール第1位の経験を持ち、東京音楽大学を首席で卒業、現在は東京音楽大学大学院にて特別特待奨学生として学ぶ佐川は、ブラームスの《7つの幻想曲集》と、ヨハン・シュトラウス2世のワルツをもとに作曲された、グリュンフェルトの演奏会用パラフレーズ《ウィーンの夜会》を演奏する。
NHK「クラシック音楽館」などへの出演歴を持ち、第89回日本音楽コンクールではピアノ部門第1位、野村賞、井口賞、河合賞、三宅賞、アルゲリッチ芸術振興財団賞を総なめにした山縣は、現在東京藝術大学3年次に在籍中。モーツァルトのピアノソナタK.576と、シマノフスキの《変奏曲》という、対比に富んだプログラムで挑む。
東京藝術大学音楽学部を経て、同大大学院修士課程を首席で修了した髙井は、大学院修了時にクロイツァー賞を受賞したほか、第4回タリン国際ピアノコンクールにファイナリストとして入賞し、エストニア国立交響楽団をはじめ国内外のオーケストラと共演経験を持つ。本公演では、フランクの《前奏曲、フーガと変奏曲》を筆頭に、様々な時代の作品を取り上げる。
第17回東京音楽コンクールピアノ部門第1位および聴衆賞を受賞し、第43回ピティナ・ピアノコンペティション特級銅賞を獲得し、現在はベルリン芸術大学に在籍する秋山は、これまでにMAVブダペスト交響楽団、東京都交響楽団などプロオーケストラとの共演を多数重ねてきた。今回はラフマニノフの《プレリュード》Op.32、ベートーヴェンのピアノソナタ第23番《熱情》の2曲を披露する。
10月27日(木)の公演には、大同理紗、谷昂登、菅原千尋、重松良卓の4名が出演する。
第19回宝塚ベガ音楽コンクール高校生部門第1位、第6回豊中音楽コンクール高校生ピアノ部門第1位、第31回日本クラシック音楽コンクール全国大会高校生部門第3位など、高校時代から多くの受賞歴を持つ大同は、現在京都市立芸術大学に在籍。本公演では、ラフマニノフの絵画的練習曲《音の絵》やスクリャービンの《幻想曲》などを演奏する。
桐朋女子高等学校音楽科(男女共学)を首席で卒業し、現在は桐朋学園大学ソリスト・ディプロマ科に在籍する谷は、第18回東京音楽コンクールピアノ部門第2位(最高位)、第90回日本音楽コンクールピアノ部門第1位および岩谷賞などの受賞経験を持ち、国内のプロオーケストラとも多数共演している。今回は《3つの間奏曲》《パガニーニの主題による変奏曲》というオール・ブラームス・プログラムで挑む。
現在、東京藝術大学音楽学部付属音楽高等学校1年に在籍する菅原は、今回の「ライジングピアニストコンサート」出演者の中でいちばんの若手であるが、第5回ベートーヴェン国際ピアノコンクールアジアC部門第1位、第6回ヤマハジュニアピアノコンクールユース部門第1位など、すでに多くの受賞歴を持つ。本公演では、ラヴェルの《夜のガスパール》を披露する。
第12回国際ウィーンピアニストコンクールカテゴリーA第2位、第25回日本クラシック音楽コンクール中学校男子の部第2位(最高位)、第71回日本クラシック音楽コンクール高校の部全国大会入選、第26回フッペル鳥栖ピアノコンクール2020フッペル部門第2位および月光賞などの受賞経験を持つ重松は、現在桐朋学園大学に在籍中。本公演では、ラヴェルの《クープランの墓》を演奏する。
10月26日(水)の公演には、佐川和冴、山縣美季、髙井玄樹、秋山紗穂の4名が出演する。
第90回日本音楽コンクールピアノ部門第2位、第31回宝塚ベガ音楽コンクール第1位の経験を持ち、東京音楽大学を首席で卒業、現在は東京音楽大学大学院にて特別特待奨学生として学ぶ佐川は、ブラームスの《7つの幻想曲集》と、ヨハン・シュトラウス2世のワルツをもとに作曲された、グリュンフェルトの演奏会用パラフレーズ《ウィーンの夜会》を演奏する。
NHK「クラシック音楽館」などへの出演歴を持ち、第89回日本音楽コンクールではピアノ部門第1位、野村賞、井口賞、河合賞、三宅賞、アルゲリッチ芸術振興財団賞を総なめにした山縣は、現在東京藝術大学3年次に在籍中。モーツァルトのピアノソナタK.576と、シマノフスキの《変奏曲》という、対比に富んだプログラムで挑む。
東京藝術大学音楽学部を経て、同大大学院修士課程を首席で修了した髙井は、大学院修了時にクロイツァー賞を受賞したほか、第4回タリン国際ピアノコンクールにファイナリストとして入賞し、エストニア国立交響楽団をはじめ国内外のオーケストラと共演経験を持つ。本公演では、フランクの《前奏曲、フーガと変奏曲》を筆頭に、様々な時代の作品を取り上げる。
第17回東京音楽コンクールピアノ部門第1位および聴衆賞を受賞し、第43回ピティナ・ピアノコンペティション特級銅賞を獲得し、現在はベルリン芸術大学に在籍する秋山は、これまでにMAVブダペスト交響楽団、東京都交響楽団などプロオーケストラとの共演を多数重ねてきた。今回はラフマニノフの《プレリュード》Op.32、ベートーヴェンのピアノソナタ第23番《熱情》の2曲を披露する。
10月27日(木)の公演には、大同理紗、谷昂登、菅原千尋、重松良卓の4名が出演する。
第19回宝塚ベガ音楽コンクール高校生部門第1位、第6回豊中音楽コンクール高校生ピアノ部門第1位、第31回日本クラシック音楽コンクール全国大会高校生部門第3位など、高校時代から多くの受賞歴を持つ大同は、現在京都市立芸術大学に在籍。本公演では、ラフマニノフの絵画的練習曲《音の絵》やスクリャービンの《幻想曲》などを演奏する。
桐朋女子高等学校音楽科(男女共学)を首席で卒業し、現在は桐朋学園大学ソリスト・ディプロマ科に在籍する谷は、第18回東京音楽コンクールピアノ部門第2位(最高位)、第90回日本音楽コンクールピアノ部門第1位および岩谷賞などの受賞経験を持ち、国内のプロオーケストラとも多数共演している。今回は《3つの間奏曲》《パガニーニの主題による変奏曲》というオール・ブラームス・プログラムで挑む。
現在、東京藝術大学音楽学部付属音楽高等学校1年に在籍する菅原は、今回の「ライジングピアニストコンサート」出演者の中でいちばんの若手であるが、第5回ベートーヴェン国際ピアノコンクールアジアC部門第1位、第6回ヤマハジュニアピアノコンクールユース部門第1位など、すでに多くの受賞歴を持つ。本公演では、ラヴェルの《夜のガスパール》を披露する。
第12回国際ウィーンピアニストコンクールカテゴリーA第2位、第25回日本クラシック音楽コンクール中学校男子の部第2位(最高位)、第71回日本クラシック音楽コンクール高校の部全国大会入選、第26回フッペル鳥栖ピアノコンクール2020フッペル部門第2位および月光賞などの受賞経験を持つ重松は、現在桐朋学園大学に在籍中。本公演では、ラヴェルの《クープランの墓》を演奏する。
<文・加藤新平>
公演名 | Yamaha Rising Pianists Concert Vol.6 |
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日時 | 10月26日(水) 19:00開演(18:30開場) 10月27日(木) 19:00開演(18:30開場) |
会場 | ヤマハホール |
出演 |
いずれもピアノ ●10月26日(水) 佐川和冴、山縣美季、高井玄樹、秋山紗穂 ●10月27日(木) 大同理紗、谷昂登、菅原千尋、重松良卓 |
プログラム |
●10月26日(水) ■佐川和冴 ブラームス:7つの幻想曲集 作品116 リュンフェルト:《ウィーンの夜会》ヨハン・シュトラウスII世のワルツ主題による演奏会用パラフレーズ 作品56 ■山縣美季 モーツァルト:ピアノソナタ 第18(17)番 K.576 ニ長調 シマノフスキ:変奏曲 Op.3 変ロ短調 ■高井玄樹 フランク(バウアー編曲):前奏曲、フーガと変奏曲 ロ短調 Op.18 ショパン:練習曲 ロ短調 Op.25-10 モーツァルト(リスト編曲):アヴェ・ヴェルム・コルプス K.618 バッハ:平均律クラヴィーア曲集第1巻より第24番 ロ短調 BWV869 ■秋山紗穂 ラフマニノフ:プレリュード ト長調 Op.32-5 ベートーヴェン:ピアノソナタ第23番《熱情》へ短調 Op.57 ●10月27日(木) |
チケット | 全席指定:1,500円 |
お問い合わせ | ヤマハコーポレートサービス事務局 TEL:053-464-6036(平日10:00~17:00) |