<5月5日 東京・サントリーホール> ヴァイオリニスト石田泰尚(いしだ・やすなお、b.1973)と、ピアニスト實川風(じつかわ・かおる、b.1989)。長きにわたって、国内オーケストラでの協奏曲演奏などさまざまな分野で定評があるふたり(石田はコンサートマスターも務めている)。確かな腕を持つ芸術家がタッグを組んで、ドイツ・バロックと近現代・南米の名作を演奏する。
バロックの巨匠バッハ(Johann Sebastian Bach, 1685-1750)が作曲した作品は多岐に渡る。古典的な編成の管弦楽曲や教会のために書いたカンタータはもちろん、ヴァイオリンやクラヴィーアのためにも佳作も残している。この日演奏されるクラヴィーアのための《半音階的幻想曲とフーガ》や、ヴァイオリンのための《無伴奏パルティータ第2番》より〈シャコンヌ〉は、その代表格である。共に10数分の作品。奏者の美学をじっくりと伝えてくれる。
ピアソラ(Ástor Piazzolla, 1921-1992)はアルゼンチンを代表する作曲家であり、この国の精神をそのまま音楽化したような名作を残している。イベリア生まれで南米にて花開いたダンス「タンゴ」のエッセンスを盛り込んだ《ル・グランタンゴ》や《リベルタンゴ》は、この作曲家の名刺代わりの作品である。
2023年5月5日(金・祝)、サントリーホール 大ホールというクラシック音楽の殿堂で、これらのレパートリーを石田と實川が奏でる。クラシック音楽のさまざまな側面を楽しむことができる、いい演奏会になるだろう。
バロックの巨匠バッハ(Johann Sebastian Bach, 1685-1750)が作曲した作品は多岐に渡る。古典的な編成の管弦楽曲や教会のために書いたカンタータはもちろん、ヴァイオリンやクラヴィーアのためにも佳作も残している。この日演奏されるクラヴィーアのための《半音階的幻想曲とフーガ》や、ヴァイオリンのための《無伴奏パルティータ第2番》より〈シャコンヌ〉は、その代表格である。共に10数分の作品。奏者の美学をじっくりと伝えてくれる。
ピアソラ(Ástor Piazzolla, 1921-1992)はアルゼンチンを代表する作曲家であり、この国の精神をそのまま音楽化したような名作を残している。イベリア生まれで南米にて花開いたダンス「タンゴ」のエッセンスを盛り込んだ《ル・グランタンゴ》や《リベルタンゴ》は、この作曲家の名刺代わりの作品である。
2023年5月5日(金・祝)、サントリーホール 大ホールというクラシック音楽の殿堂で、これらのレパートリーを石田と實川が奏でる。クラシック音楽のさまざまな側面を楽しむことができる、いい演奏会になるだろう。
〈文・小島広之〉
公演名 | 石田泰尚 & 實川風 デュオ! ~J.S.バッハ & ピアソラ de こどもの日~ |
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日時 | 5月5日(金・祝) 14:00開演(13:15開場) |
会場 | サントリーホール 大ホール |
出演 |
[ヴァイオリン]石田泰尚 [ピアノ]實川風 [ナビゲート]八塩圭子 |
プログラム | J.S.バッハ:主よ人の望みの喜びよ、半音階的幻想曲とフーガ、《無伴奏パルティータ第2番》より〈シャコンヌ〉 ピアソラ:天使のミロンガ、ル・グランタンゴ、リベルタンゴ ほか |
チケット | 全席指定:5,000円 Uー18チケット2,000円 |
お問い合わせ | サンライズプロモーション東京 TEL:0570-00-3337(平日12:00~15:00) |