<12月24日 東京芸術劇場 ほか> 2022年も残すところあとわずか。さあもうすぐ師走だ、クリスマスだ、大晦日だ……と、1年の締めくくりに向けてすべてが忙しく動いているが、ちょっと立ち止まって考えてみてほしい。
“何か”を、お忘れではないだろうか。
……そう、「第九」である。
クラシック音楽ファンとしては、やはり年末は「第九」だ。「第九」無しでは年が越せない、という人も多いことだろう。
東京都交響楽団が贈る、今年の「第九」は、1991年から都響との深い縁でつながり、2014年から桂冠指揮者を務める、エリアフ・インバルがタクトを執る。ブルックナーやマーラーを得意とするイメージが強いインバルだが、ベートーヴェンの交響曲第9番もまた、ブルックナーやマーラーに引けを取らないスケール感と多彩な響きを持つ作品であり、長年連れ添う「都響×インバル」のコンビが奏でる「第九」の充実したサウンドは唯一無二のものとなるだろう。
ソリストはソプラノに隠岐彩夏、メゾソプラノに加納悦子、テノールに村上公太、バスに妻屋秀和と、日本のオペラ界を牽引する二期会の実力派がずらりと並ぶ。
合唱は二期会合唱団が務める。「第九」の合唱パートは、実はかなりの技量が求められるほか、ベートーヴェンの生きた「古典派」の時代よりも古い、ルネサンスやバロックの時代の様式が採り入れられている。二期会合唱団が「第九」をどう解釈してくるかも目が離せない。
都響の「第九」は、2022年の締めくくりに欠かせない。クラシック音楽ファンの皆さま、残席僅少なので、ご予約はお早めに。
“何か”を、お忘れではないだろうか。
……そう、「第九」である。
クラシック音楽ファンとしては、やはり年末は「第九」だ。「第九」無しでは年が越せない、という人も多いことだろう。
東京都交響楽団が贈る、今年の「第九」は、1991年から都響との深い縁でつながり、2014年から桂冠指揮者を務める、エリアフ・インバルがタクトを執る。ブルックナーやマーラーを得意とするイメージが強いインバルだが、ベートーヴェンの交響曲第9番もまた、ブルックナーやマーラーに引けを取らないスケール感と多彩な響きを持つ作品であり、長年連れ添う「都響×インバル」のコンビが奏でる「第九」の充実したサウンドは唯一無二のものとなるだろう。
ソリストはソプラノに隠岐彩夏、メゾソプラノに加納悦子、テノールに村上公太、バスに妻屋秀和と、日本のオペラ界を牽引する二期会の実力派がずらりと並ぶ。
合唱は二期会合唱団が務める。「第九」の合唱パートは、実はかなりの技量が求められるほか、ベートーヴェンの生きた「古典派」の時代よりも古い、ルネサンスやバロックの時代の様式が採り入れられている。二期会合唱団が「第九」をどう解釈してくるかも目が離せない。
都響の「第九」は、2022年の締めくくりに欠かせない。クラシック音楽ファンの皆さま、残席僅少なので、ご予約はお早めに。
<文・加藤新平>
公演名 | 都響スペシャル「第九」 |
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日時・会場 | ●12月24日(土) 14:00開演(13:00開場) 東京芸術劇場 コンサートホール ●12月25日(日) 14:00開演(13:00開場) ●12月26日(月) 19:00開演(18:00開場) |
出演 |
[指揮]エリアフ・インバル [ソプラノ]隠岐彩夏 [メゾソプラノ]加納悦子 [テノール]村上公太 [バス]妻屋秀和 [合唱]二期会合唱団 |
プログラム | ベートーヴェン:交響曲第9番 ニ短調 op.125 《合唱付》 |
チケット | ※残席僅少 全席指定:S席9,000円 A席8,000円 B席7,000円 C席6,000円 |
お問い合わせ | 都響ガイド TEL:0570-056-057(平日10:00~18:00) |
詳細はこちら
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