<7月7日 東京・トッパンホール> クラシック音楽ならではの重厚な物語性を堪能したいなら、このプログラムこそがうってつけだろう。古典の時代の中でロマン派への扉を開いた、ベートーヴェンのピアノ・ソナタ第8番《悲愴》、作品全体が循環するベートーヴェンらしい構築美を見せながら最後のフーガが収束し天上へ誘ってくれるピアノ・ソナタ第31番、そして深遠な叙情性では他の追随を許さないショパンの名作中の名作《バラード》全4曲。
7月頭からのスロヴァキアフィルハーモニー管弦楽団日本ツアーにおいて、ラフマニノフ《ピアノ協奏曲第2番》のソリストとして来日する美貌のピアニスト、オルガ・シェプスのリサイタルが急遽決定、7月7日(金)トッパンホールにて至福への扉が開かれる。パーヴェル・ギリロフに師事し、フランツ・リスト直系のピアニストでベートーヴェンのスペシャリストでもあるアルフレート・ブレンデルに高く評価される才媛、その手から紡がれる物語は七夕の夜にどんな景色を見せてくれるのか、期待が高まる。
7月頭からのスロヴァキアフィルハーモニー管弦楽団日本ツアーにおいて、ラフマニノフ《ピアノ協奏曲第2番》のソリストとして来日する美貌のピアニスト、オルガ・シェプスのリサイタルが急遽決定、7月7日(金)トッパンホールにて至福への扉が開かれる。パーヴェル・ギリロフに師事し、フランツ・リスト直系のピアニストでベートーヴェンのスペシャリストでもあるアルフレート・ブレンデルに高く評価される才媛、その手から紡がれる物語は七夕の夜にどんな景色を見せてくれるのか、期待が高まる。
〈文・坂井孝著〉
公演名 | オルガ・シェプス ピアノリサイタル |
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日時 | 7月7日(金) 19:00開演(18:30開場) |
会場 | トッパンホール |
出演 | [ピアノ]オルガ・シェプス |
プログラム | ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第8番 ハ短調 《悲愴》 作品13、ピアノ・ソナタ第31番 変イ長調 作品110 ショパン:バラード第1番 ト短調 作品23、バラード第2番 ヘ長調 作品38、バラード第3番 変イ長調 作品47、バラード第4番 ヘ短調 作品52 |
チケット | 全席指定:4,000円 |
お問い合わせ | コンサートイマジン TEL:03-3235-3777(月~土10:00~18:00) |