令和7年度(第80回)文化庁芸術祭オープニング・オペラ ラ・ボエーム La Bohème / Giacomo Puccini
2025年10月1日(水)~ 10月11日(土)
会場:新国立劇場オペラパレス 2025年8月9日(土) 10:00~ 前売開始

パリの屋根裏部屋に灯った恋 美しくも儚い永遠のラブストーリー
芸術の秋、新国立劇場 2025/2026 シーズンのオープニングは、永遠の青春オペラ『ラ・ボエーム』です。パリを舞台に、詩人ロドルフォとミミの儚い愛、そして明日の成功を夢見る若き芸術家たちの貧しくも自由な生活を描いた『ラ・ボエーム』は、プッチーニの甘美な旋律がとびきりロマンティックな物語を紡ぐ、永遠のラブストーリーです。パリの町を俯瞰するような粟國淳演出の舞台は、豪華にして繊細。丁寧な心理描写で若者たちの愛と喪失の物語を映画のように描き出し、感動を誘います。

名匠オルミのもと、コスタ=ジャクソン、ガンチほか注目キャストでシーズン開幕
プッチーニの名作に、名匠パオロ・オルミの指揮のもと注目のキャストが大集結します。ヒロインのミミには感情表現が絶賛されるマリーナ・コスタ=ジャクソンが新国立劇場初登場。ロドルフォにはトップテノールのルチアーノ・ガンチ、マルチェッロにはイタリアの実力派バリトン、マッシモ・カヴァレッティが出演。コケティッシュなムゼッタには活躍の続くソプラノ伊藤晴が登場。実力派が揃い、新シーズンの幕開けを飾ります。

”好きなオペラ“の鉄板! 絶大な人気を誇るプッチーニ永遠の青春群像劇『ラ・ボエーム』
19世紀パリを舞台に、詩人ロドルフォとお針子ミミの純愛、そして明日の成功を夢見る若き芸術家たちの貧しくも自由な生活を描いた青春オペラ『ラ・ボエーム』。ミュージカル『RENT』の原作としても有名で、夢を追い、一瞬一瞬を大切に生きる若者たちの物語は、いつの時代も共感を呼んでやみません。
クリスマス・イブのパリ、詩人ロドルフォが独り仕事をしていると、隣人のミミが灯りの火を貰いに現れ、二人はたちまち恋に落ちる。カルチェ・ラタンで恋を謳歌する若者たち。2月の雪の日、ロドルフォは病のミミを救うため別れを決意。やがてミミが瀕死の状態で屋根裏部屋に運び込まれる――。
「冷たき手を」「私の名はミミ」の名アリアによって綴られる第1幕のロドルフォとミミの出会いのシーンは、数あるオペラのラブシーンの中でも最も美しい、決定的名場面。華やかなパリ、カルチェ・ラタンの賑わいを描いた第2幕、雪の降りしきる中、別れを決意した恋人たちの美しくも悲しい四重唱、そして涙を禁じえないラストシーンと、見どころは枚挙にいとまがありません。
粟國淳の繊細な演出は、丁寧な心理描写で若者たちの夢と挫折の世界を対比し、感動を誘います。パリの街を俯瞰するような豪華な舞台も見どころです。永遠のラブストーリーとして不動の人気を誇る『ラ・ボエーム』は、常に“好きなオペラ”にランクインする鉄板の名作。夢を追い懸命に生きる若者たちの物語は、いつの時代も感動を呼び続けています。世界中で愛される『ラ・ボエーム』は、初めてのオペラ鑑賞にもお勧めです。
シーズン開幕にふさわしい最旬な歌手陣がオペラパレスに集結!
ヒロインのミミには繊細で情感豊かな表現を得意とし、ドラマティックな役柄へも活躍を拡げるソプラノ、マリーナ・コスタジャクソンが新国立劇場初登場。ロドルフォには輝かしい声で魅了するトップテノール、ルチアーノ・ガンチが、新国立劇場へは23年『シモン・ボッカネグラ』に続き出演。マルチェッロにはミラノ・スカラ座などで活躍するイタリアの実力派バリトン、マッシモ・カヴァレッティが出演。ムゼッタは、ベルカントやリリックの主要な役どころで活躍を続け、今年新国立劇場『カルメン』ミカエラ、高校生のためのオペラ鑑賞教室公演の蝶々夫人役でも絶賛を博した伊藤晴が出演します。
指揮はイタリアの名匠パオロ・オルミが嬉しい再登場となります。
<あらすじ>
クリスマス・イブのパリ。若くて貧しい芸術家4人が住む屋根裏部屋で詩人ロドルフォが独り仕事をしていると、隣人のお針子ミミがロウソクの火を貰いに現れ、二人はたちまち恋に落ちる。画家マルチェッロも元恋人のムゼッタとよりを戻し、若者達は恋を謳歌する。2月の雪の日、ロドルフォは極貧の自分では胸を患うミミを救えない、と痛恨の別れを決意する。数か月後、ミミが瀕死の状態で屋根裏部屋に運び込まれるが…。
新国立劇場『ラ・ボエーム』ダイジェスト映像
https://www.youtube.com/watch?v=lqLA_gMuWao&t=5s
新国立劇場2025/2026シーズンオペラ 開幕公演
令和7年度(第80回)文化庁芸術祭オープニング・オペラ
ジャコモ・プッチーニ
ラ・ボエーム
La Bohème / Giacomo PUCCINI
全4幕〈イタリア語上演/日本語及び英語字幕付〉
【公演日程】 2025年10月1日(水)18:00/4日(土)14:00/7日(火)13:00<貸切>/9日(木)14:00/11日(土)13:00
【会場】新国立劇場 オペラパレス
【チケット料金】 S:26,400円 ・ A:22,000円 ・ B:15,400円 ・ C:9,900円 ・ D:6,600円 ・ Z:1,650円
【前売開始】 2025年8月9日(土) 10:00~
※予定上演時間 約2時間50分(休憩含む)
公演情報WEBサイト
https://www.nntt.jac.go.jp/opera/laboheme/
【チケットのご予約・お問い合わせ】
新国立劇場ボックスオフィス TEL:03-5352-9999 (10:00~18:00)
新国立劇場Webボックスオフィス http://nntt.pia.jp/
【チケット取り扱い】
チケットぴあ、イープラス、ローソンチケットほか
* Z席1,650円:公演当日朝10時より、新国立劇場Webボックスオフィスほかで販売。1人1枚。電話予約不可。
* 当日学生割引(50%)、ジュニア割引(20%)、高齢者割引、障害者割引、学生割引など各種割引あり。
*未就学児入場不可