<2025年3月2日 大阪・茨木市文化・子育て複合施設おにクル> 1963年にミュンヘン国際コンクールで第2位、そしてカザルス国際コンクールで第1位入賞を果たして以来、日本を代表するチェリストとして世界的に活躍を続けている堤剛。カナダ・西オンタリオ大学准教授、アメリカ・イリノイ大学教授、インディアナ大学教授を経て、2004年から2013年まで母校の桐朋学園大学の学長を務め、教育者としても数多くの優秀なチェリストを世に送り出してきた。80歳を迎えたいまも、桐朋学園大学の特命教授として、後進の指導にあたっている。今なお多くの人を魅了し続けている堤剛と、彼の愛弟子である期待の若手の新倉瞳、上村文乃、北村陽の3人が一堂に会する本公演では、円熟の極みに達した巨匠と若手のエネルギーを存分に体感できるだろう。
モーツァルトの歌劇《フィガロの結婚》より〈序曲〉やJ.S.バッハの《G線上のアリア》といったおなじみの名曲のチェロ・アンサンブル用アレンジ版から、クレンゲルの《主題と変奏》といった、チェロ・アンサンブルのためのオリジナル作品まで幅広くカバーした本公演は、チェロという楽器の魅力に触れる絶好の機会だ。特に、ふだんなかなか聴く機会のない「チェロ四重奏」という編成の響きはクラシック音楽ファン必聴。
暖かく力強いサウンドに身を委ねれば、きっと心身ともにリフレッシュできること間違いなし!
<文・加藤新平>
公演名 | プレミアムシリーズ 堤剛 チェロ・セレクション |
---|---|
日時 | 2025年3月2日(日) 14:00開演(13:15開場) |
会場 | 茨木市文化・子育て複合施設おにクル ゴウダホール(大ホール) |
出演 | [チェロ]堤剛、新倉瞳、上村文乃、北村陽 |
プログラム | クレンゲル:主題と変奏 Op.28 グリュッツマッハ―:奉献聖歌 Op.65 モーツァルト/ムーア:歌劇《フィガロの結婚》より〈序曲〉 J.S.バッハ/山本祐ノ介:G線上のアリア ほか |
チケット | 全席指定:S席4,000円 A席3,000円 車いす席3,000円 U25割2,000円 |
お問い合わせ | 茨木市文化・子育て複合施設おにクル TEL:072-631-0296(9:30~18:00) |