
<7月12日、19日 東京・Bunkamura オーチャードホール> 勇壮なファンファーレ、優雅で柔らかな旋律、音楽に深みを出すハーモニーなど、さまざまな音色で人々を魅了するホルン。そんな楽器が主役の演奏会『ワールド・ホルン・サミット』が開催される。元ベルリン・フィル首席ホルン奏者、ラデク・バボラークをはじめ、本公演のプロデューサーであり日本を代表する奏者のひとりである福川伸陽など、まさに世界のホルン奏者の「頂点」が集まる。
2日間にわたって開催される本演奏会は、それぞれ編成やプログラムが異なる。7月12日(土)はオーケストラを伴った【プログラムA:Withオーケストラ】。冒頭の華やかなファンファーレが特徴的なシューマンの《4本のホルンと管弦楽のためのコンツェルトシュテュック》ヘ長調 Op.86や、大迫力のワーグナーの楽劇《ワルキューレ》より第3幕〈ワルキューレの騎行〉を聴くことができる。
7月19日(土)はホルンアンサンブルによる【プログラムB:サミットアンアンブル】となっている。映画『スター・ウォーズ』の音楽、今年2025年に生誕150周年を迎えたラヴェルの《亡き王女のためのパヴァーヌ》など、多様な作品を楽しめるだろう。
好きな編成・プログラムで選ぶのも、もちろん両日聴きに行くのも良いだろう。ホルンの魅力を感じられる演奏会ぜひお聴き逃しなく。
<文・山下実紗>
公演名 | ORCHARD PRODUCE 2025 福川伸陽 共同プロデュース ワールド・ホルン・サミット WORLD HORM SUMMIT【プログラムA:Withオーケストラ】 |
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日時 | 7月12日(土) 19:00開演(18:00開場) |
会場 | Bunkamura オーチャードホール |
出演 |
[ホルン]ラデク・バボラーク、アンドリュー・ベイン、ブノワ・ド・バルソニー、シュテファン・ドール、福川伸陽、ベン・ゴールドシャイダー、マーティン・オーウェン、デニース・トライオン [指揮]現田茂夫 [管弦楽]東京フィルハーモニー交響楽団 |
プログラム |
シューマン:4本のホルンと管弦楽のためのコンツェルトシュテュック ヘ長調 Op.86 ワーグナー:楽劇《ワルキューレ》より第3幕〈ワルキューレの騎行〉 ほか |
チケット | 全席指定:S席11,000円 A席8,500円 B席※完売 |
お問い合わせ |
Bunkamura TEL:03-3477-3244 |
公演名 | ORCHARD PRODUCE 2025 福川伸陽 共同プロデュース ワールド・ホルン・サミット WORLD HORM SUMMIT【プログラムB:サミットアンサンブル】 |
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日時 | 7月19日(土) 19:00開演(18:00開場) |
会場 | Bunkamura オーチャードホール |
出演 | [ホルン]ラデク・バボラーク、ブノワ・ド・バルソニー、シュテファン・ドール、福川伸陽、ベン・ゴールドシャイダー、マーティン・オーウェン、デニース・トライオン、サラ・ウィリス |
プログラム |
ワーグナー:楽劇《ローエングリン》より〈第3幕への前奏曲〉 J.ウィリアムズ(小林健太郎編):「スター・ウォーズ」より ラヴェル:亡き王女のためのパヴァーヌ ほか |
チケット | 全席指定:S席11,000円 A席8,500円 B席※完売 |
お問い合わせ |
Bunkamura TEL:03-3477-3244 |