大小のリコーダー、サックス、テューバ、パーカッション…他にも様々な楽器を自在にあやつり、柔らかな音色で独自の音楽世界を創り出す栗コーダーカルテット。番組でも、リコーダー、チェンバロ、ペダル・スチール・ギターの3人の楽器の名手と絶妙なアンサンブルを聴かせてくれた。
そんな彼らにとって今年は、結成25周年という節目の年にあたる。一緒にいるとずっと喋っている(らしい)という3人に今回、「栗コーダーらしさ」について、自由に語ってもらった。そうして見えてきたのは、独自の耳と目の使い方でもって音を捉え、世界を眺める遊び心たっぷりの姿だった。
今につながる音楽体験
〜耳で追いかけた音やメロディーの数々〜
――栗コーダーカルテット(以下、栗コーダー)さんの特徴のひとつって、「多彩さ」だと思うんです。番組で披露されたレスピーギ作曲の「ナイチンゲール」(組曲《鳥》より)といったクラシック作品や映画音楽のアレンジ、また「マヨネーズ第二番」のようなオリジナル楽曲まで・・。さらに、色んなアーティストの方ともアンサンブルを重ねていらっしゃいます。この音楽ジャンルの幅広さとコラボレーションの多彩さが実現できる裏には、皆さんの演奏から滲み出る、いわば「包容力」がある気がします。それが何処から生まれてきたか。そんな「栗コーダーらしさ」に迫っていくために、まずは、皆さんの音楽のバックボーンについてお話を聞かせていただけますか?
川口義之(以下、川口):小さい頃、お風呂に入りながら父が「山寺の和尚さん」を歌ってくれたのは覚えています。小学生になると、よく縁側でハーモニカを吹いていました。兄がトランペットとギターをやっていて、レコードでセミ・クラシック(クラシック音楽のメロディが分かりやすいもの)をかけてるのを私も一緒に聴いてました。他にも、クラシックの小辞典を読むのも好きでした。
――ハーモニカはお1人で演奏していらしたんでしょうか?
川口:そうですね、知っているメロディをなぞって吹く感じでした。
――関島さんはいかがでしょうか?
関島岳郎(以下、関島):小学校に入る頃だったと思うんですが、親戚の集まりがあって、そこで親戚のお兄さんが「面白い音楽があるよ」と言ってかけてくれたレコードが、ザ・フォーク・クルセダーズの「帰ってきたヨッパライ」だったんです。当時大ヒットした曲なんですが、テープを倍回しにしたような声で歌うのが特徴です。
この曲が頭に残っていて、中学に入った頃、偶然ラジオで流れてきてまして。改めて聴いてみると、意外と細部まで凝ってることに気がついたんです。酔っ払いが死んで天国へ行ってしまうストーリーなんですが、天国のシーンで神様が話すシーンでは、BGMにオッフェンバックの《天国と地獄》を使っていたり、曲の最後でベートーヴェンの《エリーゼのために》が流れたり。
この時、初めてアレンジというものを意識した気がします。
――当時からすでに、音楽の構成要素ごとに聞かれる、そうした耳をお持ちだったのですね。
関島:その頃、流行りの音楽を聴くときも、ひとパートずつ聴くと楽しいんだ、という発見をしました。例えば、チューリップの音楽を頭から終わりまで、ベースだけ聴いてみるとか。他にも、中学の担任の先生が、教室でギターを弾きながら歌ってくれたことがありました。聴きながら、ギターだけでも曲が進行するんだ、ということに気づいて、コードの存在を知ったんです。家にエレクトーンがあったので、自分でコードを探るようになってギターも弾き始めました。
あと、周りの友達にも音楽に興味がある友人がたくさんいて、チャイコフスキーの《白鳥の湖》のスコア(各楽器のパートが書かれている総譜)を貸してくれたりしてました。楽譜を見ながら音楽を聴いて「こうなっているんだ」と理解する、という楽しみ方をしていました。
――素晴らしいです、発見の連続ですね。そのように明確に記憶として残っていらっしゃって、いかに印象的な体験だったことがわかります。誰に教えてもらうでもなく、関島さんが独自に聴き方を編み出していかれたところが今につながるのでしょうね。最後に、栗原さんはどうでしょうか?
栗原正己(以下、栗原):メロディーのわかりやすいポピュラーなクラシックを聴いていました。よく覚えているのはグリーグの《ペール・ギュント組曲》の出だしの部分や、《アルルの女》のメヌエットなんかです。美しい世界がその音楽の中にあるんだな、というのを感じていたみたいです。楽器では特にオーボエとホルンの音が好きでした。
一方で、小学校の頃、トランペット奏者の朗々と演奏する姿や、キラキラと輝く楽器のフォルムに憧れるようになりました。そして中学で吹奏楽部に入るんですが、その時「なぜ3本のピストンであんなにたくさんの音が出るんだろう」ということが気になって気になって。で何かで調べると「どうやら自然倍音というしくみがあるらしい」ということを知り、音程のしくみを図に書いたりして、ピストンをひとつ押すとどれだけ音程が下がるのか「お、半音、1音、一音半、の組み合わせならイケるに違いない!」という発見?……というか推論をしてました。
結局トロンボーン担当になっちゃったんです(笑)。トロンボーンはピストンはないですが、仕組みは一緒です。3つのピストンで全部の音が出せる、というところに妙に引きこまれていきましたね。
――楽器の構造から音楽に迫っていかれたとは、ユニークです。その後はどんな風に興味が広がっていくのでしょう。
栗原:もともと楽譜というもののデザイン自体も好きだったみたいで、吹奏楽部時代に、先生の指揮台に置いてあるスコアを覗き見したりしてました。ロバート・ジェイガーの《シンフォニア・ノビリッシマ》という曲が好きで、「ああ、こうなっているのか」とか。なんとなくですけど。
関島:吹奏楽の定番曲ですね。
栗原:また、1年生のときだったか、バート・バカラック の曲を吹いているときに、僕が3番トロンボーンで、「ソ」の音を吹いているんですが、隣の2番トロンボーンの先輩が「ラ」の♭を吹いているんです。隣同士の音が半音でぶつかっているのにも関わらず、なんか心地よくて、調べてみると「メジャーセブンス」という和音だと知りました。この辺から「音を動かすのって面白いな」という気持ちが芽生えました。
――ありがとうございます。三者三様ですが、幼少時代より独自の耳を持って音楽に接していらっしゃったんですね。マルチ・プレイヤーとしての片鱗も伺えますね。
栗原:マルチというか、一つの楽器を極めるより、音楽の別のところに興味があったんでしょうね。
川口:高校時代、僕もサックスをやってましたが、やり始めた時から、タンギング(舌で音を切る奏法)を速くやったり指を速く動かしたりとかは向いてないなって思ってたんですよね。技術を高めるより他の方向を見てました。
――こうして様々な楽器に触れ、楽器の構造や、コードへの興味を持たれたことが、今のアレンジという行為につながってくるのかなぁと思うのですが、いかがですか?
栗原:そうですね。そういう傾向にはあると思います。音を配置したときに、その並べ方で「面白くなる!」ということに気づいたので、そういう楽しみ方をしている部分がありますね。
栗コーダー的”いいアンサンブル”
〜自分たちの音色がある〜
――そのアレンジのことについてもう少し聞かせてください。番組でも、レスピーギの「ナイチンゲール」をさらにアレンジされていましたが、原曲との距離の取り方はどのようにしていらっしゃいますか?原曲っぽくやる場合とそうでない場合があると思いますが、どのような基準で変わってくるのでしょうか。
栗原:まずは、どんなプレイヤーが演奏するのか、ということがありますよね。栗コーダーの場合、誰がどの楽器だったら、どこまでできる。そういった制約の中で、アレンジを進めていくことがあります。
関島:あとは、原曲から距離を取ったほうが面白いという場合もあれば、そのままやったほうがいい場合もある。元の曲の骨子がどこにあるかを見極めますね。そこでどういう手段を選択するのか、が栗コーダーの個性に繋がっていくんだと思います。
――原曲の骨子を見極める作業、それは演奏しながら行われるのですか?
関島:まず、どういう風にアレンジしようか、というプランニングがあって、演奏はこの場合、プランニングの中の一つのパートになると思います。みんなで音を出しながら考える場合もありますが、多いのはプランありきですね。
――楽器のチョイスはどのようにしていくのですか?
川口:初期の5年間くらいは色々な楽器を試しました。その中で曲調に合わせてアレンジの方向性を見極めていきました。
――こうしてアレンジされた曲を皆さんが演奏される時、いわゆるアンサンブルについてですけれども、これまで25年続けてこられての変化というのはあるのでしょうか?
栗原:最近ちょっとは音程が合うようになってきたよね(笑)。
川口・関島:うんうん。
――皆さん納得されていますけど、と、言うのは…?
栗原:自分たちは、アーティキュレーション(音やフレーズをどのように扱うか)に関して はものすごくシビアなんです。ただ、音程には寛容なところがありまして。ちゃんとしたリコーダー奏者の方は、これ以上合う以外ない、っていうくらい 音程がぴったり合うんですね。いや、それが当たり前なんですけど。そんなわけで、結成当時は妙に面白 い音楽だったよね。
川口:そうだね。25周年のベストアルバムを作るために、昔の音源を聴くことがあったんですが、まあ、ヘタですね(笑)。ここ数年、番組でも共演した吉澤実先生とはよく一緒に演奏させていただくんですけど、先生は昔から僕らには甘いんです(笑)。
栗原:そうそう。「昔、学生時代にホームステイしていたザルツブルクでの、ホームパーティの演奏みたいで素朴でいい」ってね(笑)。僕らはもっと上手くなるアドバイスが欲しいんですけどね。とはいえ、自然と先生から受ける影響もありまして、多少マシになったかな。
――音程が合うようになってきた要因って、単に皆さんが上達された、という訳でもなさそうですね。
栗原:なかなか深いですね。
川口:耳がどんどんシビアになってきたんでしょうね。
――なるほど。その結果、音程が合うようになってきたと。もう少し、アンサンブルについての質問を。栗コーダー的「いいアンサンブル」ってあるんでしょうか?
関島:バンドの音色を大切にしたアンサンブルかも知れないですね。自分たちの楽曲が、テレビのBGMで小さな音で流れていても、「栗コーダーの演奏だ」と分かるんです。おそらく、自分たちなりの音色っていうのが明確にあって、それが表に出ているのだと思います。リコーダーやピアニカ、打楽器、サックスの音色になる訳ですが、それを大事にできてるというのがあると思います。そこに他の方が加わっても、それさえあれば栗コーダーって言えるんだと思います。
川口:以前メンバー4人のうち2人が書いた曲だけを演奏したことがありました(※2015年4月以降3人で活動している。)普段と違うどんなトーンになるかな、と思ったんですが、曲の個性よりも4人で出すアンサンブルや、音色のほうが強く伝わるようで、演奏はいつもと変わらないということがあったんです。
栗原:あれだよね。例えば、YouTubeで「ピタゴラスイッチ」「オープニングテーマ」で検索すると、僕らじゃな い人たちの演奏がヒットするんです。みんな、たいてい僕らよりも上手い(笑)。けど、なんか感じがちょっと違う。 音色とかムードとかが違うんですかね。
関島:うん、そういうのありますよね。
音楽との距離感
〜ちょっと引いた目を持つ〜
――皆さんご自身が、自分たちをしっかり自覚されているのが大事なことなのでしょうね。
川口:僕たちの場合、曲単位のアレンジと同様に、コンサート1つやアルバム1枚作るときも、曲順や編成、音色を工夫しながら聴いている人を飽きさせないように意識しています。1曲のアレンジも、全体の構成も考え方としては似てるんですね。
栗原:それも一種のコンポジション(配置)だよね。
――曲における音の配置と同じように、プランニングもなされていらっしゃるということですね。
川口:比較的色々な楽器ができるので、バリエーションを付けられるという強みがあります。
栗原:僕らはプレイヤーでありながら、より物事を俯瞰で見る、というプロデューサー的思考を持ち合わせているほうだと思います。だから「ららら♪クラシック」でも、匠の皆さんを迎えて、一緒に音を出すことを楽しむという場面なんかでは、無常の喜びを感じてました。
――プロデューサー的視点というのは、「どうやったら面白くなるか」というものの見方なんでしょうね。
栗原:それは曲単位でもアルバム単位でも、まず考えちゃいますね。
――今までもずっとそういうスタンスで?
関島:そうですね。楽曲ごとに個別のアイディアが先行する場合もあれば、先に全体の器が決まっている場合もあります。
この前の「ららら♪クラシック」は、まずこのゲストの人たちと演奏したいなというのがあって、どうやったら彼らの良さが活かされるかを優先して全体の構成を考えました。まさにどう配置するか。一種のデザインですよね。
――演奏をしながら、その演奏をどういう風に見せていくかまで考えられているんですね。それは話し合いながら決まっていくのでしょうか?
栗原:プロジェクトごとによって異なります。「ららら♪クラシック」の時は、関島がプランニング担当でした。
――そういう、プランニングと演奏という観点で25年間を振り返ってみて、これまで印象に残っている本番や出来事はありますか?
川口:数年前まで、3年間東南アジアをツアーしたことがありました。各地を巡りながら、現地のミュージシャンと共演をしたのですが、その体験は印象強いですね。
栗原:栗コーダーの3人に、それは素晴らしいミュージシャンを加えて各地を周りました。(「栗コーダー&フレンズ」として2015年から3年間、タイ、ラオス、ミャンマー、ベトナム、インドネシアを巡るツアーを行った。)
――東南アジアというとどんな楽器がありますか?
川口:ビルマの竪琴や、ベトナムの一弦琴、インドネシアのガムラン….
栗原:一弦琴なんて、説明できないくらい変わっているんですよ。
川口:音楽の中で使われるスケール(音階)が違うのでそれも面白かったですね。
関島:インドネシアのジョグジャガルタでは、僕らの曲のアレンジを現地のミュージシャンに任せてみたんです。すると彼らは「君たちの音楽はジャワ島のバニュワンギの音楽に似てると感じたので、そのようにアレンジしました。」って言うんですよ。僕らにはわからないんですが、すごく新鮮でしたね。
栗原:西洋音楽みたいにオクターヴをきっちり分割していないから、元のメロディにない音も入って、異国情緒溢れてましたね。
川口:良かったのは、自分たちができるアレンジの形と、現地のミュージシャンとの接点を見つけられたところですかね。あとは、僕ら3人に元たまの知久寿焼さん、ビューティフルハミングバードの小池光子さん、まるで歌うようにリコーダーを吹く吉澤実先生などが加わってくれたので表現の幅が広がりましたね。
栗原:僕ら3人だけだと弱いから。
――弱い、とは?
栗原:僕らって、3人ともソロで前に出ていくタイプじゃないんですよ。インストゥルメンタ ルでやってるバンドって、ひたすら技巧を磨いてきた方が多いと思うんです。だからバン!とメインを張れる。僕らはそうでない分、全体の構造を見る方が好きなので、他の人と組んだ時に 上手くいき易いのかもしれないですね。
――だからこそ、「接点を見つける」というスタンスでいられるのかも知れないですね。そして皆さん3人が違うようでいて、同じ方向性を向いていらっしゃる。そこがすごく強みのように感じます。
川口:そうかも知れないですね。ツアーの合間で喋ってても、話が尽きないことはあります。周りの人からはおしゃべりでうるさいと言われますけどね(笑)。
――何を話されるんですか?
栗原:常に喋ってるらしいんです(笑)。何か喋ってないと気が済まない、ところがあるのかも。
川口:面白がる視点が似ているのかも。「最近こういうことがあってさ」と言った時に引っかかるところが共通しているのかも知れないですね。
「らしさ」とは?
〜奏でることと企てることの両輪を回しながら〜
――25年間続けてこられたモチベーションってどこにあると思われますか?
栗原:外からの要因といいますか。外部から繋がってここまで来ているというところがあります。「こんな音楽を作ってください」というリクエストから、思いもよらない曲ができたり、思いもよらない方とご一緒できたり。僕らを面白がってくださる方が声をかけてくださるおかげで、飽きずにここまでやってきているところがあるんじゃないかなぁ。 関島:ありますね。たぶん、演奏活動だけしていたいだけじゃない、というのがこのバンドの特徴かも知れないです。演奏活動の他に、録音やプロデュースもやって、両方やってないと落ち着かないところがある気がします。録音だけやってたら、ここまでこられなかったかも知れないですね。両方できているのを続けられてる状態がとても幸せな気がします。 川口:ここ数年、コンサートの対象が赤ん坊からおじいちゃんおばあちゃんが来るようなものになっていて、音楽を届ける先が、本当に幅広くなりました。小学校の学校公演なども増えて、どの場所に行っても面白いですね。 ――それぞれの場所にフィットする演奏って、誰でもできる訳ではないと思います。ファンの方にも傾向があると思うんですが、こんなにも全方位的に、たくさんの方から愛されていらっしゃる。
栗原:意識してる訳じゃないんですけど、そうかも知れないです。レパートリーをちょっと工夫すると、意外とどんなシチュエーションにも対応できる。 川口:アレンジの方法とかでいろんなバリエーションにも対応できますしね。 ――演奏とプロデュースって、違うことのようにも見えますが、実は皆さんにとっては同じ地平のラインに成り立ってることなんでしょうね。
川口:そうかも知れないです。昔よく言ってたんですが、僕ら「大人になって作ったバンド」なんですね。30歳前後で集まったんで、その前のキャリアでひとしきりやれることはやったみたいです。だから、気負いが少ない、と言いますか。周りのミュージシャン達からは面白がられますが、お互いを「君」付けや「さん」付けで呼びますし。意見がぶつからない訳ではないんですけどね。 栗原:いいバランスでここまできていると思います。 ――最後に今後、栗コーダーさんの演奏を聴いてくださる方に向けて、メッセージをお願いできますか?
川口:僕らの音楽をですね、1曲聴いた印象で判断するのではなく、色々なバリエーションがあるので、できれば、アルバムなら全曲聴いてから好きか・嫌いかを判断してもらえたら嬉しいです。例えば、今回25周年のアルバムを作って、その限定版は3枚組なんですが、それを我慢して聴いてみた上で、判断いただけたら嬉しいです。そこでもし、仮にいいと思わなくても、何かしら表現のためのヒントになってくれたらいいかな、と思います。 栗原・関島:そうだねぇ。(深く共感する様子) 栗原:いい話だなぁ。なんかまとまったね、良い締めだと思う(笑)。 (取材・文 北山奏子) 栗コーダーカルテット 2011年よりヨーロッパツアー、東南アジアツアーを開始。2014年に20周年コンサートを渋谷公会堂にて開催。2015年より3人編成に移行。同年から3年間にわたり「栗コーダー&フレンズ」として、リコーダー奏者の吉澤実、元「たま」の知久寿焼、「ビューティフルハミングバード」の二人を伴ったタイ、ベトナム、ラオス、ミャンマー、インドネシアとの文化交流プロジェクトを展開。2018年3月に各国からアーティストを招聘したコンサートツアーを開催。近年はギターやリコーダーに多才なサポートミュージシャンを迎え、またボーカリストとの共演を行うなど、よりフレキシブルに活動。 最近の仕事としては2019年にNHKみんなのうた「花さかニャンコ」(谷山浩子)の編曲・演奏、NHKで録音した楽曲を集めたカバーアルバム「ON AIR NHK RECORDINGS」と8年ぶりのオリジナルアルバム「平凡!」を発表。2019年12月、2020年9月と続けて、Eテレ「ららら♪クラシック」に出演し、大きな反響を呼んだ。2020年7月に舞台「大地」(作・演出三谷幸喜)の音楽を担当、9月にはアルバム「25周年ベスト」を発表した。今後の公演
栗コーダ―カルテット&ビューティフルハミングバード コンサート
日時
2021年1月16日(土)開演14:00
13:30開場
会場
スターツおおたかの森ホール
出演
栗コーダーカルテット:
栗原正巳、川口義之、関島岳郎
ビューティフルハミングバード:
小池光子、タバティ
料金
一般3,500円
こども(4歳から小学生)1,500円
詳細
こちら
お問い合わせ
スターツおおたかの森
TEL:04-7186-7638
栗コーダーカルテット 25周年記念コンサート SIDE-B
日時
2021年1月21日(木)開演19:00
開場18:30 (20:30終演予定、休憩なし)
配信あり
会場
座・高円寺2
出演
栗コーダーカルテット
(栗原正己:リコーダー/ピアニカ/アンデス、川口義之:リコーダー/パーカッション/サックス、関島岳郎:リコーダー/テューバ)
ゲスト
安宅浩二:ギター/マンドリン
桜井芳樹:ギター
Itoken:ドラム/パーカション
ビューティフルハミングバード(小池光子:歌/グロッケン/メロディオン、タバティ:ギター/ウクレレ)
料金
イープラス 前売 4,000円 / 当日 4,500円(税込/整理番号付/全自由/ドリンクなし)
ZAIKO 前売+アーカイブ配信4,500円(税込/整理番号付/全自由/ドリンクなし)
ZAIKO 配信チケットのみ前売1,000円 / 当日1,500円
詳細
こちら
GREEN & MAPLE SOUND CONNECTION vol.12
栗コーダーカルテット
日時
2021年2月21日(日)開演15:00
開場14:15
会場
相模女子大学グリーンホール(相模原市文化会館)
出演
栗コーダーカルテット
(栗原正己、川口義之、関島岳郎)
ゲスト:
安宅浩司
料金
前売4,000円 / 当日4,500円
高校生以下半額(全税込)
詳細
こちら
お問い合わせ
メイプルホール 042-751-5011
(11:00~19:00)
栗コーダーカルテット
ほのぼのコンサート
日時
2021年3月14日(日)開演13:00
開場14:00
会場
深川市文化交流ホールみ・らい
出演
栗コーダーカルテット
(栗原正己、川口義之、関島岳郎)
ゲスト:
安宅浩司
料金
一般2,300円
学生(3歳以上~専門学生・大学生まで)1,000円
3人券3,000円※チケット1枚で3名まで入場可能
詳細
こちら
お問い合わせ
栗コーダーカルテットほのぼのコンサート深川公演実行委員会
TEL 0164-22-3062
(火~金 12:00~18:30)
1994年結成。NHK Eテレ「ピタゴラスイッチ」や、通称「やる気のないダースベイダーのテーマ」などでもお馴染みのインストゥルメンタル・バンド。映画、テレビ、舞台、CMへの楽曲提供を含め、参加CDは100を超える。近年は国内外で多くの公演を行い、0歳からシルバー世代までが集うファミリーコンサートやロックフェスティバル、クラシックイベントなど多方面に出演し、あらゆる層から歓迎されている。