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＜7月16日　神奈川・横浜みなとみらいホール＞　2000年、クラシック音楽における「絵本」の役割ができれば…という想いから生まれた「ズーラシアンブラス」。20年以上の長きにわたり、子どもたちのためにクラシック音楽の「扉」を開き、高い演奏技術とエンターテインメント性で、子どものみならず大人のクラシック音楽ファンをも魅了してきた。
　指揮者のオカピをはじめ、全員が希少動物という金管五重奏「ズーラシアンブラス」に、うさぎによる弦楽四重奏「弦うさぎ」、キツネによるサクソフォーン四重奏「サキソフォックス」、猫によるクラリネット四重奏「クラリキャット」、さらにフルートとハープによる「ことふえパピヨン」と、次々と「ズーラシア」の仲間たちを増やしている。
　ズーラシアンブラスが今夏、横浜みなとみらいホールで開催する「金管祭り」は、「ズーラシアン・ファンファーレ・バンド」と銘打ち、サクソフォーン、金管楽器、打楽器によるファンファーレ隊が、ホルストの《ムーアサイド組曲》やレスピーギの《シバの女王ベルキス》など、吹奏楽ファンに愛される名曲を披露する。
　目と耳で楽しめるズーラシアンブラスのコンサート、お子さまの「クラシック音楽デビュー」にも、ブラス・サウンドでアツくなりたい貴方にも、全力でおススメしたい。

＜文・住吉亜蘭＞

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