横山幸雄 ピアノ・リサイタル

艶やかに、贅沢に――ピアノの名曲の旅への誘い

<2023年2月5日 横浜みなとみらいホール> 昨年秋、投票によってプログラムを決定する「Best Requests Classic Vol.1 ショパン・コンサート」にも出演した横山幸雄が、今回は古典派~ロマン派を中心とした圧倒的名曲による贅沢なリサイタルに皆さまをお誘いします。
 プログラムの始まりは、古典派の巨匠ベートーヴェンがその幻想性によってロマン派への扉を開いたといわれる、中期の記念碑的作品《月光ソナタ》。続くリストの《ピアノ・ソナタ ロ短調》は、絶え間ない主題変容によって解き放たれた形式の中に、並外れた規模と幻想性とを併せ持つ作品です。演奏会の後半では、リストと並んでロマン派のピアニズムを築き上げたショパンの崇高な《バラード 第4番》ほか、彼らから多大な影響を受けたラフマニノフの《前奏曲》と、ロマン派音楽の一生を見渡すような充実したプログラム。そこに横山の自作品《オマージュ・ア・ラフマニノフ~“ヴォカリーズ”》も加わります。
 辻井伸行をはじめとする後進の指導や、ショパンの全曲演奏によるギネス記録樹立など、かねてより音楽文化の振興に尽力してきた横山。キャリアも30年を超え、軽やかで洗練されていながら、円熟の深みを湛えた彼の演奏を聴きに、ぜひ会場に足を運んでみてはいかがでしょうか?

<文・高河誠太郎>

横浜でのリサイタルに寄せて
かつて子供の頃に住んでいた横浜にはいろんな思い出があります。
県民ホールや県立音楽堂での演奏会を聴きに行きつつ山下公園や中華街などを散策し、そして行くたびに変化していくみなとみらい地区の開発、発展にワクワクしたことを今でも思い出します。
やがて演奏会活動中心の生活が始まるとほどなくして横浜みなとみらいホールがオープンし、さまざまなコンサートに出演させていただきました。
そして近年大規模な改修が行われ、リニューアルされたホールでまた久しぶりにリサイタルをさせていただきます。
ベートーヴェンに始まりショパンに終わるプログラムですが、その間にはリストや自作、そして2023年に生誕150年を迎えるラフマニノフをも盛り込んだ贅沢なプログラム。
当日は、横浜のお客さま、そして横浜にいらしてくださるお客さまと、数々のピアノの名曲の旅をたっぷりと楽しみたいと思います。
横山幸雄

公演名 横山幸雄 ピアノ・リサイタル
艶やかに、贅沢に――ピアノの名曲の旅への誘い
日時 2023年2月5日(日) 13:30開演(12:50開場)
会場 横浜みなとみらいホール 大ホール
出演 [ピアノ]横山幸雄
プログラム ベートーヴェン:ピアノソナタ第14番 嬰ハ短調 《月光》 Op.27-2
リスト:ピアノソナタ ロ短調
横山幸雄:オマージュ・ア・ラフマニノフ~“ヴォカリーズ”
ラフマニノフ:10の前奏曲 Op.23より 第4曲 ニ長調、第5曲 ト短調
ショパン:前奏曲 嬰ハ短調 Op.45、バラード 第4番 ヘ短調 Op.52、ポロネーズ 第6番 変イ長調 《英雄》 Op.53
チケット 全席指定:S席6,500円 A席5,000円 B席4,000円
お問い合わせ ジャパン・アーツぴあ
TEL:0570-00-1212

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