クリスマス・スペシャル・コンサート

<12月22日 愛知・日本特殊陶業市民会館> 名古屋の冬の風物詩と言えば、名古屋フィルハーモニー交響楽団の〈第九演奏会〉だが、もうひとつの年末恒例のイベントが、この〈クリスマス・スペシャル・コンサート〉である。
 現在、東京交響楽団で正指揮者、アメリカのジョージア州サヴァンナ・フィルハーモニックで音楽&芸術監督を務めるかたわら、アメリカ、ヨーロッパ、アジアで大活躍する指揮者である原田慶太楼が満を持して“クリスマス・スペシャル・コンサート”に登場する。
 ガーシュウィンの《ラプソディ・イン・ブルー》で原田とタッグを組むピアニストは、2018年、東京大学大学院在学中にピティナ・ピアノコンペティション特級グランプリを受賞して華々しくデビューした角野隼斗。2021年には第18回ショパン国際ピアノコンクールでファイナリストとなり、さらに演奏に磨きをかけている。“Cateen かてぃん”名義でYouTuberとしても活動し、自身の作編曲・演奏による動画の累計性再生回数は1億回を突破した。
 今をときめく、日本のクラシック音楽界のスーパースターが共演する本公演では、クリスマスにちなんだ楽曲を中心に、エンターテイメント性に溢れたプログラムが用意されている。クリス・ヴァン・オールズバーグの絵本の傑作『急行「北極号」』を映画化した『ポーラー・エクスプレス』の音楽や、ディズニーの大ヒット映画『アナと雪の女王』メドレー、ルロイ・アンダーソンの《クリスマス・フェスティバル》といった、よく知られている作品から、スティーブソンの《バスーン・イット・ウィル・ビー・クリスマス》という、3人のバスーン奏者とオーケストラという珍しい編成の作品も演奏される。
 竹内まりやの名曲《すてきなホリディ》では、ミッドウェスト・クリニック主催 第1回バーバラ・ビュールマン作曲コンクール 中学校バンド向け作曲部門で第1位を獲得した吹奏楽曲《夜明け》や、山形交響楽団委嘱作品《生まれかわりの旅~出羽の山々に想いを馳せて~》などの作品が注目を集めている新進気鋭の作曲家、小田実結子が編曲を担当。原田イチオシの作曲家の編曲作品に期待が高まる。
 名古屋フィルからの素敵なクリスマス・プレゼントを、ぜひあなたも受け取ってほしい。

<文・加藤新平>

公演名 クリスマス・スペシャル・コンサート
日時 12月22日(木) 18:45開演(18:00開場)
会場 日本特殊陶業市民会館 フォレストホール(名古屋市民会館 大ホール)
出演 [指揮]原田慶太楼
[ピアノ]角野隼斗
[ファゴット/名フィル奏者]ゲオルギ・シャシコフ、田作幸介、三好彩
[管弦楽]名古屋フィルハーモニー交響楽団
プログラム シルヴェストリ:映画『ポーラー・エクスプレス』
ロペス&アンダーソン=ロペス:映画『アナと雪の女王』メドレー
竹内まりや(小田実結子 編):すてきなホリディ
ガーシュウィン:ラプソディ・イン・ブルー
スティーブソン:バスーン・イット・ウィル・ビー・クリスマス
チャイコフスキー・エリントン編:バレエ『くるみ割り人形』組曲(特別版)
アンダーソン:クリスマス・フェスティバル
チケット 全席指定:プラチナ席:7,900円 S席5,200円 A席4,200円 B席3,200円 C席2,200円 D席1,600円 Y席1,000円(25歳以下対象・当日券のみ)
※残席僅少
お問い合わせ 名フィル・チケットガイド
TEL:052-339-5666(平日9:00~17:30)

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