ヤンネ舘野 ヴァイオリン・リサイタル 2022
〈遙かなる地への旅〉

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 <4月2日 東京文化会館>フィンランドで生まれ育ち、現在は山形交響楽団の首席奏者をはじめとして日本とフィンランドで活躍するヴァイオリニストのヤンネ舘野。名字でピンとくる方も多いと思うが、彼の父はピアニストの舘野泉だ。
 今回紹介するのはヤンネ舘野と舘野泉を中心としたアンサンブルのコンサート。ヤンネ舘野はオーケストラ、室内楽、現代曲だけにとどまらず、バロックヴァイオリンやタンゴまでこなす非常にキャパシティの広いヴァイオリニストである。また、舘野泉は脳溢血の後遺症で右手が不自由になったものの、それを乗り越えて左手のみでピアノを演奏するという道を歩み続ける不屈のピアニストである。
 今回のコンサートには舘野泉とヤンネ舘野に捧げられた2作品をはじめとする3つの現代作品と、ショーソンの《ヴァイオリン、ピアノと弦楽四重奏のためのコンセール》と実力派ならではの作品が並ぶ。ショーソンの《コンセール》はその編成の特異さからか、それほど演奏機会も多くなく、あまり馴染みのない作品であろう。ところが、一度聴いてみるとその流麗さ、美しさには心を奪われる人も多く、知る人ぞ知る隠れた名曲である。既存のめずらしい作品から新作まで、室内アンサンブルの世界を堪能し、また新しい音楽との出会いの場となるだろう。

<文・尾崎羽奈>

公演名 ヤンネ舘野 ヴァイオリン・リサイタル 2022
〈遙かなる地への旅〉
日時 4月2日(土)  14:00開演(13:15開場)
会場 東京文化会館 小ホール
出演 [ヴァイオリン]ヤンネ舘野
[ピアノ]舘野泉

[ピアノ]水月恵美子
[ヴァイオリン]亀井庸州、橋口瑞恵
[ヴィオラ]金子なお
[チェロ]舘野英司

プログラム 久保禎:「5つの風景画」(舘野泉とヤンネ舘野に捧ぐ)より
パブロ・エスカンデ:グラフィティ:エリア(舘野泉とヤンネ舘野に捧ぐ、委嘱作・世界初演)
ソールデュル・マグヌッソン:オルマルの狂詩曲(委嘱作・世界初演)
エルネスト・ショーソン:ヴァイオリン、ピアノと弦楽四重奏のためのコンセール ニ長調 作品21
チケット 全席指定:5,000円
シニア料金:4,500円
学生料金:2,500円
お問い合わせ ジャパン・アーツぴあコールセンター
TEL:0570-00-1212

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