ARK Hills Music Week 2021
サントリーホール ARKクラシックス
アーティスティック・リーダー:辻井伸行、三浦文彰

<10月8日〜10月11日 東京・サントリーホール>10月2日から10日間、東京・赤坂のアークヒルズとサントリーホール、その他周辺施設が連携し、「音楽がであう。音楽にであう。」をコンセプトに開催される「ARK Hills Music Week 2021」。2011年にスタートした街の音楽祭で、10日間にわたり選りすぐりのプログラムが楽しめる仕掛けになっている。
 「ARK Hills Music Week 2021」のフィナーレを飾るのが「サントリーホール ARKクラシックス」。ピアニストの辻井伸行とヴァイオリニストの三浦文彰をアーティスティック・リーダーに迎え、ソロや室内楽、オーケストラまで4日間で全8公演が大ホールとブルーローズ(小ホール)にて開催される。なお、現在中学生・高校生には無料招待も受付中(詳細はこちら)。今回はその中から2公演をご紹介したい。
 ひとつめは「三浦文彰×髙木竜馬 ラヴェル〔公演2〕」。フランス音楽を代表する作曲家のひとり、ラヴェルの作品で構成されたプログラム。《水の戯れ》を演奏するのは人気若手ピアニストの髙木。彼の紡ぎ出す音色と技巧のどちらも注目したい。続いて三浦と高木のアンサンブルで、究極にシンプルな構成を持つ《ヴァイオリン・ソナタ ト長調》。クラシックとブルースを融合させたラヴェル最後の室内楽作品である。最後はヴィオラのヨナタン・ローゼマンを迎え、オーケストラのような響きをも持ち奏者に高い技術力が求められる《ピアノ三重奏曲》。優雅な昼下がりのコンサートは洗練された街にぴったりだ。
 ふたつめは「辻井伸行×三浦文彰&ARKシンフォニエッタ モーツァルト&ベートーヴェン Ⅱ 〔公演8〕」。一連のイベントの締めくくりは三浦が指揮を、辻井がソリストを務めるオーケストラのコンサート。ARKシンフォニエッタとは、辻井と三浦の呼びかけにより、若手演奏家たちと国内外で活躍するコンサートマスターや首席奏者たちが集結し2019年に発足したヴィルトゥオーゾ・オーケストラである。そんな彼らがモーツァルトの「ジュピター」の愛称でも親しまれている《交響曲第41番》とベートーヴェンの《ピアノ協奏曲第4番》という王道プログラムを披露する。
 モーツァルトの最後にして最高の交響曲「ジュピター」。創作活動がもっとも充実した時期に書かれ、モーツァルト芸術のすべてがつまっている最高傑作である。ベートーヴェンの《ピアノ協奏曲第4番》はいわゆる「傑作の森」と呼ばれる時期に書かれたもので、華やかなピアニズムはもちろん、情熱や静寂、安らぎなど数多の示唆に富む「芸術」の名にふさわしい作品である。若き俊英たちがこれらの曲を生き生きと、そしてみずみずしい演奏で聴かせてくれるのが、楽しみでならない。

<文・尾崎羽奈>

三浦文彰×髙木竜馬 ラヴェル〔公演2〕

日時 2021年10月9日(土) 13:00開演(12:30開場)
公演時間:約1時間(休憩なし)
会場 ブルーローズ(小ホール)
出演 [ヴァイオリン]三浦文彰
[チェロ]ヨナタン・ローゼマン
[ピアノ]髙木竜馬
プログラム ラヴェル:
水の戯れ
ヴァイオリン・ソナタ ト長調
ピアノ三重奏曲 イ短調
チケット 指定席:5,000円
詳細 こちら
お問い合わせ サントリーホール
TEL:0570-55-0017
チケットスペース
TEL:03-3234-9999

辻井伸行×三浦文彰&ARKシンフォニエッタ 
モーツァルト&ベートーヴェン Ⅱ〔公演8〕

日時 2021年10月11日(月) 19:00開演(18:15開場)
公演時間:約1時間15分(休憩なし)
会場 大ホール
出演 [指揮]三浦文彰
[ピアノ]辻井伸行
[管弦楽]ARKシンフォニエッタ
曲目 モーツァルト:交響曲 第41番 ハ長調 K.551「ジュピター」
ベートーヴェン:ピアノ協奏 曲第4番 ト長調 Op.58
チケット S席:10,000円
A席:8,000円 
B席:6,000円 
C席:4,000円
(全席指定)
詳細 こちら
お問い合わせ サントリーホール
TEL:0570-55-0017
チケットスペース
TEL:03-3234-9999

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