北九州国際音楽祭
インフィニティ -音楽のチカラ -

<10月2日〜11月13日 福岡・北九州市立響ホール 他>国内でも屈指の歴史を誇る音楽祭、北九州国際音楽祭。30年以上の歴史を持つこの音楽祭は音楽文化の創造と発信を担うばかりでなく、子どもたちの音楽体験を育み、音楽の未来を見据えた活動が特徴的である。選りすぐりのアーティストによる「有料プログラム」、公開レッスンやレクチャーなどの「特別プログラム」、幼稚園から中学校向けの鑑賞教室である「教育プログラム」、アマチュアから学生まで参加できる「市民企画事業」の4本立ての構成となっており、その歴史の重みにふさわしい充実した音楽祭である。

 今回は「有料プログラム」から2公演を紹介する。1つ目は「マイスター・アールト×ライジングスター オーケストラ」。NHK交響楽団第1コンサートマスターの篠崎史紀を核とした、オーケストラのコンサート。オーケストラのメンバーは「マイスター・アールト組」と「ライジングスター組」で構成されている。「ライジングスター組」はオーディションにより選ばれた優秀な若手演奏家を中心とし、「マイスター・アールト組」には、北九州市出身者を含む国内主要オーケストラのコンサートマスターや首席奏者たちを迎える。プログラムはいずれも緻密なアンサンブルが必要とされる作品ばかりだが、これらに指揮者なしで挑むとのこと。若手とベテランが入り混じった丁々発止のアンサンブルに期待が膨らむ。
 2つ目は「サロン・コンサート 辻彩奈 無伴奏ヴァイオリン・リサイタル」。日仏を拠点にめざましく活躍するヴァイオリニストの辻彩奈。彼女の艶やかな音色と表現力は多くの観客を魅了してやまない。この音楽祭では無伴奏ヴァイオリン曲のリサイタルが予定されている。たった4本の弦だけで構築される無伴奏ヴァイオリン作品はストイックに研ぎ澄まされた世界観が魅力である。最高峰の傑作であるJ.S.バッハの《ソナタ》と《パルティータ》のほか、シンプルであるのにも関わらず、ともするとオーケストラをも想起させる響きが立ちのぼるプロコフィエフ、辻の委嘱による新作まで、興味深いプログラムが並ぶ。

<文・尾崎羽奈>

マイスター・アールト×ライジングスター オーケストラ

日時 2021年10月9日(土)15:00開演
(13:50開場)
14:10~ プレ・ステージコンサート
*都合により中止になる場合があります
会場 北九州市立響ホール
出演 [管弦楽]マイスター・アールト×ライジングスター オーケストラ
コンサートマスター:篠崎史紀(NHK響第1コンサートマスター/北九州市文化大使)
プログラム モーツァルト:交響曲 第35番 ニ長調 K.385 「ハフナー」
ベートーヴェン:交響曲 第8番 ヘ長調 op.93
メンデルスゾーン:交響曲 第4番 イ長調 op.90 「イタリア」
※指揮者なし
※やむを得ぬ事情により、演奏者、曲目の一部が変更になる場合もございます。あらかじめ、ご了承ください。
チケット S席:5,000円(前売)
A席:3,500円(前売)
U-25(A席):2,000円(前売)
※A席=2階ステージ周り席
※当日500円増 
※U-25=25歳以下(1995年以降生れ)、入場時本人により証明書要提示
詳細 こちら
お問い合わせ (公財)北九州市芸術文化振興財団
北九州国際音楽祭事務局
TEL:093-663-6567
受付時間:9:00~18:00(土日祝日除く)

サロン・コンサート
辻彩奈 無伴奏ヴァイオリン・リサイタル

日時 2021年10月22日(金) 14:30開演
(14:00開場)
会場 西日本工業倶楽部
出演 [ヴァイオリン]辻 彩奈
曲目 J.S.バッハ:無伴奏ヴァイオリンのためのソナタ 第1番 ト短調 BWV1001
プロコフィエフ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ op.115
権代敦彦:「Post Festum」ソロ・ヴァイオリンのための op.172(辻彩奈 委嘱作品)
J.S.バッハ:無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ 第2番 ニ短調 BWV1004
※都合により、曲目・出演者が変更になる場合がございます。あらかじめ、ご了承ください。
チケット 予定枚数終了
一般・U-25:4,000円(前売・全席自由)
※お菓子付 
※当日500円増
詳細 こちら
お問い合わせ (公財)北九州市芸術文化振興財団
北九州国際音楽祭事務局
TEL:093-663-6567
受付時間:9:00~18:00(土日祝日除く)

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