五嶋みどり出演
第12回ICEP活動報告コンサート〜オンライン配信〜

●このコンサートは終了しました。

©︎MUSIC SHARING

 <6月26日〜 オンライン配信>「ミュージック・シェアリング」というNPO団体を知っていますか?ヴァイオリニストの五嶋みどりが理事長を務め、1992年より日本とアジアの子どもたちや高齢者の方々に本物の音楽を届ける活動を行う団体です。音楽を通して人々のクリエイティビティを育むだけでなく、音楽家の社会貢献活動に対する理解を深める場として、常に時代を先取りした音楽プログラムを実施しています。

2017年12月インドでのICEP活動 ©︎Paul Muller-Hahl 

 ミュージック・シェアリングの活動には訪問プログラムや楽器指導支援プログラムがあり、その中のひとつにICEP(International Community Engagement Program)というプログラムがあります。五嶋が若手演奏家と弦楽四重奏を組んでアジアの国々を訪問し、西洋クラシック音楽に接する機会の少ない人々に音楽を届け、アジアでの訪問ツアーの翌年には、東京と大阪で活動報告コンサートを行う、というものです。昨年、2020年はコロナで中止となってしまった活動報告コンサートを今年はオンライン配信することが決まりました。また昨年は、残念ながらアジアでの活動も行うことができず、これまでの活動を振り返る内容となっています。

2019年12月カンボジアでのICEP活動 ©︎Helping Hand 

 ICEPではアジアの国々を訪れ、恵まれない人々のための施設や学校・子ども病院・児童施設などに生演奏を届けることで、子どもたちが音楽を通じてクリエイティビティ・相互理解・向上心を育み、視野を広げ、明日への夢を抱くきっかけ作りを提供しています。 同時に、若手音楽家の社会貢献活動の場としての側面も持っています。五嶋と弦楽四重奏団を組むのは世界からオーディションにより選ばれた若手音楽家3名。訪問先に相応しいコンサート内容を全員で一緒に考案し、本番を迎えます。こうして若手音楽家も、音楽における社会貢献活動とはどのようなことなのか、現地の音楽学生とともに実体験を通じて認識するのです。

 今回五嶋は、フランシスコ・フラナ(ヴァイオリン)、エリカ・グレイ(ヴィオラ)、アラン・トダ-アンバラス(チェロ)と一緒に、ハイドンの《弦楽四重奏曲 第59番 ト短調 「騎手」》とボロディンの《弦楽四重奏曲 第2番 ニ長調》を演奏します。リズミカルなハイドンと、ボロディンの愛情に満ちた美しい旋律が特徴の楽曲、計2曲を洗練されたアンサンブルで聴かせてくれることでしょう。そして今回初めてミュージック・シェアリングの活動を知られた方も、この配信はこれまでの活動を知るにはもってこいの内容です。貴重な機会をお見逃しなく!
<文・ららら♪クラブ編集部>

第12回ICEP活動報告コンサート
〜オンライン配信〜

配信期間 2021年6月26日(土)~7月18日(日)
プログラム
(予定)
●演奏
ハイドン:弦楽四重奏曲 第59番 ト短調 「騎手」
ボロディン :弦楽四重奏曲 第2番 ニ長調

●活動報告
これまでの活動映像の紹介

出演者
(予定)
[ヴァイオリン]五嶋みどり
[ヴァイオリン]フランシスコ・フラナ
[ヴィオラ]エリカ・グレイ
[チェロ]アラン・トダ-アンバラス
料金 3,000円
※視聴チケットは動画再生ご希望時にクレジットカード等でご購入いただけます。
視聴方法 視聴はこちらから
お問い合わせ ミュージック・シェアリング事務局
TEL:03-3261-1855または090-2490-0650
※平日10:00-18:00

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