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<6月22日〜 東京都写真美術館ホール>映画『地球交響曲(ガイアシンフォニー)第九番』とは、イギリスの生物物理学者であるジェームズ・ラブロック博士の唱えるガイア理論、「地球はそれ自体がひとつの生命体である」という考え方に勇気づけられ、龍村仁監督によって制作されたオムニバスのドキュメンタリー映画シリーズ、9作目となる作品です。
美しい映像と音楽、珠玉のことばの数々によって織り成されるドキュメンタリー映画『地球交響曲』のシリーズは、『地球交響曲第一番』(1992年)から『第八番』(2015年)まで、草の根の自主上映を中心とした上映活動だけで、これまでに延べ、240万人に上る観客を動員、その数は今なおとどまることなく、かつてないロングランヒット作となっています。

今回の『第九番』では、指揮者の小林研一郎、イギリスの認知考古学者スティーヴン・ミズン博士、分子生物学者の本庶佑博士が登場します。小林のパートで龍村監督は、ベートーヴェンの《交響曲第九番》で作曲家が同作で初めて交響曲に「合唱」を取り入れたことに注目し、「当時すでに聴覚を失っていたべートーヴェンの耳に人間の歌声はどのように響いていたのだろうか?」という疑問を抱きます。そこで、映画では年末恒例の「第九演奏会」を仕上げてゆく小林の音楽作りのプロセスを描くことで、自身の問いに答えていきます。他にもスティーヴン博士のネアンデルタール人における歌のコミュニケーションに関する研究や、遺伝子の研究で難病解明に大きく貢献している本庶博士ら、一見異なる分野のスペシャリストたちが1つの映画の中で共存するとき、彼らの言葉は個々の分野を超越した普遍的なメッセージとなることでしょう。
<文・ららら♪クラブ編集部>
映画『地球交響曲第九番』
日時 | 2021年6月22日(火)~7月11日(日) 月曜休映(6/28、7/5) |
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会場 | 東京都写真美術館ホール |
上映時間 | 10:25/13:00/15:35 ・鑑賞券のご購入時に座席の指定はできません。 ・ご鑑賞当日午前10:00より、劇場受付にて座席指定券の引き換えを開始いたします。 ・前売鑑賞券をお持ちの方は、受付にてご鑑賞回の座席指定券との引き換えが必要です。 ・各回定員入替制・全席指定 ※ホールおよび館内での飲食不可 ※未就学児はご入場になれません。 |
出演 |
小林研一郎 スティーヴン・ミズン(Steven Mithen) 本庶 佑 【ナレーション】 【声の出演】 |
料金 | 【前売特別鑑賞券】1,500円 ▶︎特別鑑賞券の購入はこちら 【当日券】 一般・シニア:1,800円 学生(高校生以上):1,500円 中学生以下(3歳以上):1,000円 |
お問い合わせ | TEL:03-5368-5480 FAX:03-5368-5483 (営業時間:月〜金 / 10:00〜17:00 ) |
