調布国際音楽祭2021

<6月27日 東京・調布市文化会館たづくり 他>調布国際音楽祭は毎年初夏の時期に東京都調布市で開催されている音楽祭である。2013年に始まり、2020年はコロナ禍のためクラウドファンディングを行って資金を集め、オンライン音楽祭を開催するなど、正統派音楽祭でありながら挑戦的な活動が注目されている。
 今回は14公演が予定されているがその中から注目公演を2つご紹介したい。まずは7月2日の「カルテット・アマービレ ピアソラ生誕100周年記念~アートと物語、そしてタンゴの世界へ」。カルテット・アマービレは2016年に第65回ARDミュンヘン国際音楽コンクール弦楽四重奏部門第3位入賞、あわせて特別賞(コンクール委嘱作品の最優秀解釈賞)も受賞し一躍注目された若手弦楽四重奏団である。今回彼らが選んだプログラムはすべて20世紀以降の作曲家の作品で構成されており、非常に挑戦的なものとなっている。ただし、どれも難解なもの、というわけではなく、クラシックにそれほど知識がない方でも楽しめる作品も挟みつつ、彼らの本領が発揮される選曲になっている。特にヴィトマンの《狩》は弓を鞭のように使い、時には人声も用いるなど効果音をうまく活かした物語性に富んだ作品であり、ぜひ一聴されたい。
 もうひとつ、こちらも楽しみなのが7月4日の「バッハ・コレギウム・ジャパン ~ブランデンブルク協奏曲300 年記念~」。バッハ・コレギウム・ジャパン(鈴木雅明・指揮)によるブランデンブルク協奏曲と管弦楽組曲の夕べである。300年の長きにわたって愛され続けるこの珠玉のバロック音楽をさわやかな初夏の風とともに楽しんでいただきたい。
<文・尾崎羽奈>

カルテットアマービレ
ピアソラ生誕100周年記念
~アートと物語、そしてタンゴの世界へ

日時 2021年7月2日(金) 19:00開演
会場 調布市文化会館たづくり くすのきホール
出演 カルテット・アマービレ
[第1ヴァイオリン]篠原悠那
[第2ヴァイオリン]北田千尋
[ヴィオラ]中 恵菜
[チェロ]笹沼 樹
プログラム 鈴木優人:弦楽四重奏のための「永訣の朝」
ニコラウス・ブラス:エッチング
イェルク・ヴィトマン:弦楽四重奏曲 第3番 「狩」
三善 晃:弦楽四重奏曲
ピアソラ(山中惇史編):ブエノスアイレスの四季
チケット 4,000円(全席指定)※22歳以下は30%割引
お問い合わせ チケットCHOFU   
TEL:042-481-7222
9:00~19:00 第4月曜日休み・変則あり 

バッハ・コレギウム・ジャパン
~ブランデンブルク協奏曲300 年記念~

日時 2021年7月4日(日) 18:00開演
会場 グリーンホール 大ホール
出演 [指揮]鈴木雅明
[管弦楽]バッハ・コレギウム・ジャパン
曲目 J.S.バッハ:
ブランデンブルク協奏曲 第1番
ブランデンブルク協奏曲 第4番
ブランデンブルク協奏曲 第6番
管弦楽組曲 第3番
チケット S席 7,000円
A席 5,000円 (完売)
B席 3,000円(完売)
(全席指定)※22歳以下は30%割引
お問い合わせ チケットCHOFU   
TEL:042-481-7222
9:00~19:00 第4月曜日休み・変則あり 

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