クァルテット・エクセルシオ×クァルテット・インテグラ

 <3月14日 東京・第一生命ホール>日本を代表する弦楽四重奏団のひとつ、”エク”ことクァルテット・エクセルシオと、将来を期待される若手弦楽四重奏団とのコラボレーション企画の第3弾。今回は、桐朋学園を卒業したばかりでありながら、結成6年目を迎えるクァルテット・インテグラと共演する。
 クァルテット・エクセルシオは、日本では数少ない常設の弦楽四重奏団で、年間70公演を行い、その内容も古典から現代曲まで取り上げるものやアウトリーチと幅広く、全国で演奏活動を展開している。結成から20年を過ぎたそのアンサンブルは円熟を増すばかりで、本公演では、シューマンの《弦楽四重奏曲 第2番》を演奏する。全体に穏やかな空気が流れる作品で、ゆったりとした独特の間合いは長年のキャリアを誇る彼らなら難なく表現してくれるに違いない。かたや、クァルテット・インテグラはシューベルトの通称「死と乙女」と呼ばれる《弦楽四重奏曲 第14番 》を。朗らかな印象のエクとは対照的に、こちらは緊張感を伴う作品。短調の中にメロディストシューベルトが散りばめた名旋律をどんな風に歌い上げるか楽しみである。最後は両楽団でメンデルスゾーンの八重奏を演奏する。音の厚みも迫力も増すなかで、2つの楽団の音色が溶け合う様子に注目したい。エクからクァルテット・インテグラへ、どこかエールのような気持ちが感じられる温かな公演になることだろう。

日時 2021年3月14日(日) 14:00開演
会場 第一生命ホール
出演 クァルテット・エクセルシオ
[西野ゆか/北見春菜(ヴァイオリン) 吉田有紀子(ヴィオラ) 
大友肇(チェロ)]
クァルテット・インテグラ
[三澤響果/菊野凜太郎(ヴァイオリン) 山本一輝(ヴィオラ) 
築地杏里(チェロ)]
プログラム シューマン:弦楽四重奏曲 第2番 ヘ長調 Op.41-2(クァルテット・エクセルシオ)
シューベルト:弦楽四重奏曲 第14番 ニ短調 D810「死と乙女」(クァルテット・インテグラ)
メンデルスゾーン:弦楽八重奏曲 変ホ長調 Op.20
料金 一般¥4,000 シニア¥3,500(60歳以上) U25¥1,500(25歳以下)
お問い合わせ トリトンアーツ・チケットデスク
TEL 03 3532 5702
(平日 11:00 〜17 :00)
カンフェティ 
TEL:0120-240-540
(平日10:00~18:00)

詳細はこちら

クァルテット・エクセルシオ Quartet Excelsior
西野ゆか(ヴァイオリン)、北見春菜(ヴァイオリン)
吉田有紀子(ヴィオラ)、大友肇(チェロ)

 

 「繊細優美な金銀細工のよう」(独フランクフルター・アルゲマイネ紙)と’16年ドイツデビューで称賛された、年間70公演以上を行う日本では数少ない常設の弦楽四重奏団。全国的な活動に加えて、海外公演も回を重ねている。第5回パオロ・ボルチアーニ国際弦楽四重奏コンクール最高位ならびにS.シャリーノ特別賞、第19回新日鉄音楽賞「フレッシュアーティスト賞」、第16回ホテルオークラ音楽賞など受賞歴多数。’16年に2週間でベートーヴェンの弦楽四重奏全16曲を演奏。同年6月まで6年間『サントリーホール室内楽アカデミー』にてファカルティを務め、引き続き後進の指導にもあたっている。‘17年4月より浦安音楽ホールレジデンシャル・アーティストとしても活動。
オフィシャルサイト


クァルテット・インテグラ Quartet Integra
三澤響果(ヴァイオリン)、菊野凜太郎(ヴァイオリン)
山本一輝(ヴィオラ)、築地杏里(チェロ)

 

2015年桐朋学園大学および桐朋学園女子高等学校音楽科に在学中の学生により結成。「インテグラ」とはイタリア語で統合や誠実さを意味する。第8回秋吉台音楽コンクール 弦楽四重奏部門 第1位。併せて、ベートーヴェン賞、山口県知事賞を受賞。元アルバン・ベルク四重奏団のギュンター・ピヒラー氏に招待され、キジアーナ音楽院夏期マスタークラスに全額スカラシップを得て参加。NHK Eテレ「ららら♪クラシック」に出演。これまでに堤剛、練木繁夫、山崎伸子、亀井良信各氏と共演する。サントリーホール室内楽アカデミー第5期フェロー。磯村和英、山崎伸子、原田幸一郎、池田菊衛、花田和加子、堤剛、毛利伯郎、練木繁夫各氏に師事。(公財)松尾学術振興財団より第29回助成を受ける。
オフィシャルサイト

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